今年のノートPCの買い時は…

　昔からPCは欲しい時が買い時だと言われてきた。
　多分、それは今も変わっていない。
　ただ、今年だけは最適なタイミングが見えている…と私は思っている。
　特に、ノートPCの買い時が…。
　その買い時とはズバリ年末である。
　理由は…Windows7が年内に発売になる事がほぼ確実視されているからだ。
　GW前にRC版が登場したWindows7だが、今から3ヶ月くらいかけてRC版の安定を確保し、9月～10月頃にはPCベンダーへの供給が開始され、Windows7搭載PCが年末のボーナス商戦時に登場する…というのが私の予測である。
　特にノートPCは搭載されているOSによって性能の体感速度が変わってくる。これに5400rpmの回転数を持ったHDDと1Mほどのキャッシュが登載すれば、非力と言われるネットブックですら、今よりずっと快適に動いてくれるに違いない。

　この年末予測から考えると、いくつか微妙な発売日なノートPCが見えてくる。
　一つが先日東芝から発表されたdynabook UXである。
　東芝のネットブックという位置づけだが、その格はdynabookを冠するに値する価値観のノートPCである。
　そしてもう一つが4月に発表のあった、光センサー液晶登載のMebiusである。
　こちらは光センサー液晶という、全く新しいデバイスを登載したノートPCで、シャープの戦略PCだろうと思われる。
　どちらも分野的にはノートPCにカテゴライズされていながら、その中身はネットブックと同じハードウェアを登載している。
　となれば、使用OSによって軽快さは大きく変わってくるはずだ。
　そして私が期待しているVAIO TypePもニューモデルが登場するかもしれない。
　ネットブックよりもより非力なハードウェア構成であるからして、おそらくWindows7のモバイル用がもっとも有効に働くハードだろうと思われる。
　とりあえずメーカーはいろんなメーカー製PCを発売してくると思われるが、最適な時期は年末だろうと思われる。
　私の主観でしかないが、Windows7がVistaのブラッシュアップ版と考えると最初から新OSでありながら安定しているハズだ。
　それをプリインストール状態で供給されるメーカー製ノートPCは、やはり年末が買い時ではないだろうか？