我が家のPS3は、最近はというともっぱらアドホックパーティ専用機になってしまっている。
これはこれで非常に便利で、PCを使っていてもskype等でボイスチャットしていない私は、アドホックパーティをボイスチャットの為だけに使用したりする。
PS3という、とてつもないハードウェアをボイスチャットの為だけに使用する…とんでもない無駄遣いだが、使えるものは何でも使うという観点から見れば間違った使い方とは言えない。
というか、PS3がもっとちゃんと使えるハードになってくれればこんな体たらくを見せる事も無いわけで…。SCEさん、もっと面白いゲーム出してくださいよ、イヤ、本気で。
で、多分ほとんどのPS3ユーザーが忘れているのが、PS3のゲーム以外の使い道。
Blu-ray再生機という面は多分すぐに思いつくだろうが、PS3はCDプレーヤーとしても高性能機なのである。…そういえば、このBlogでも前に書いたかもしれないが。
何がどう優秀なのかというと、それは音楽CDを入れてみればよく分かる。
実は光デジタル出力している時、PS3はCDの音声出力を通常のCD再生周波数である44.1kHzではなく、その4倍である176.4kHzで出力するのである。
ウチでは、PS3を光デジタル出力でヘッドホンアンプであるDr.DAC2に接続しているのだが、その出音の解像感・素晴らしさは、通常PCで聞いている音とは情報量が違い過ぎるほどクリア。
…これとて実に勿体ない使い方である事に違いはないのだが。
PS3はAV家電として見た時、かなり高性能なマルチAV機器となる。
DVDにしてもアップスケーリング機能が既に標準で搭載されているし、そのアップスケーリング技術もかなり洗練されている。
音楽CDは前述したようにアップサンプリング機能で再生周波数を4倍に跳ね上げ、解像感を底上げしているし、メディアサーバーとしての機能は一通り持っている。
足りないとするならば、アップスケーリング技術もアップサンプリング機能も、ディスク媒体でないデータはその機能を使えないという事。
つまり、普通のMP4動画やMP3音楽データは、これらの機能を使えない。
せっかくメディアサーバ機能を盛っているのだから、そろそろこれらの機能をディスク媒体以外でも使用できるようにして欲しいところだが…。
ゲームに期待が出来ないなら、もうそのあたりを解禁してくれればよいのだが…何か問題があるのだろうか。
SCEさん、そこのところもっと考えてくださいな。
PS3があまりにも勿体ないよ orz