とある科学の超電磁砲のOP曲を歌っているfripSideの3rdシングル「future gazer」が発売となった。
今回も、OVAとある科学の超電磁砲のOP曲に使われている曲で、もう定番と言える展開である。
そして、fripSideのCDとなると、そのPVに何かしらのネタが仕込まれている事も定番といえる展開で、1stシングルではマギー審司、2ndシングルではエスパー伊東、と芸人がPVに出演という、マジックや超能力をネタにした展開が続いていた。
そして3rdシングルのPVだが、これもやはりネタが仕込まれていた。
PVの舞台はエジプト。
背景にピラミッドが見える砂漠での撮影で、実に雄大なイメージが広がる。
PVの1分58秒から謎の仮面の存在が登場するが、どことなく1stシングルPVのマギー審司っぽい感じであり、直感的に「ああ、またマギー審司がくるのかな?」と最初は感じた。
3分10秒になると、マギー審司のトレードマークである、あのでっかい耳が登場。これはいよいよマギー審司に違いない、と確信してしまうのだが…
このオチは、最初にピラミッドが登場した時から確定していたと言える。
実はこの謎の仮面は、あのエジプト考古学者の吉村作治教授。
…教授、なんでこんな仕事してるんだよ(爆)
今まで芸人で続いていたため、今回も芸人だろうという予測でいたのだが、ここにきて大番狂わせである。
エジプトといえば吉村教授、という意味もわからなくはないが、まさかこんなPVに教授が出てくるなど、一体だれが想像できようか?
まぁ、考古学者は発掘調査の為、みずから資金を集めて回らなければならないという話を聞いたことがあるため、このPV出演もその一貫なのだろうとは思うが、この意外性は従来にない展開。
これを予測できた人は一体どんな読みで臨めばこうなるのか、という事をぜひ教えてもらいたいものである。
ちなみに吉村教授はエジプト考古学者であり、またサイバー大学の学長も勤めている。
そういう部分では近代的なイメージもないわけではないため、とある科学の超電磁砲の世界観とは全く無縁というわけではない、という捉え方もできる。
しかし、そんな回りくどい意味合いを一体誰が想像できるというのか。
…まぁ、笑わせてもらったため別にいいのだがw
こうなると4thシングルのPVも何か仕掛けてくるのかというのが気になる。
そういうのを心待ちにして次に臨むのも悪くはないだろう。