先日、PCにBlu-rayドライブを搭載するには、今は良い時期かな? というような事を書いたが、結局その後、あまり時間を置かずにパイオニアのBDR-206JBKを購入してしまった。
ドスパラの通販で13,980円、しかも送料は無料というのが一番価格的に安かったため、ドスパラでポチッとな購入である。
付属ソフトは上位のS06Jシリーズと同じというところにこのBDR-206JBKの魅力はあるわけだが、届いたそのパッケージを見てちょっと驚いた。
箱付きの光学ドライブなんて、何年ぶりに購入したんだろうか?
とりあえず、箱の中身はというと、ドライブ本体とソフトウェアのROMが1枚、そしてマニュアル1冊とこれだけ。
ま、それだけで事足りるという事なんだろうが、箱入りとはいえ実に簡素なものである。
ドライブはSATA接続であるため、迷う事なく現在付けていたコンボドライブと交換。
あとはユーティリティのインストールをやって、それでおしまいである。
Blu-rayとはいったものの、実にカンタンなものである。
で、物理的に搭載するのは非常にカンタンで、ものの10数分で取り付け完了となった。
次にアプリケーションインストールだが、このドライブに付いてくるアプリケーションは、CyberLinkがメディアを統合的に扱えるようにと、統合パッケージ化されたソフト群をまとめてインストールするタイプになっている。
なので、インストール用のディスクをドライブに入れてランチャーを起動すれば、基本的にあとはアプリケーションのインストールで全てが終わる。
ただ、インストールされるBlu-ray再生ソフトはPowerDVD9で、最新版ではない。私はどうもこういうバンドルソフトで最新版でない場合は、アップグレードしてしまいたくなる質で、結局PowerDVD11 Ultra版へとアップグレードしてしまった。
ま、それ以外は今の所現状のままではあるが。
アプリケーションのインストールも終了し、あとは稼働テストという所で、まずはBDソフトの再生からやってみた。
テストに使用したのは“まどか☆マギカ第3巻”のBDディスク。とりあえず問題なく再生できた。ハードウェアで再生支援しているとは思うが、特に問題なく動作した。
次に“ガンダムUC第3巻”のBDディスクを入れた所…音声が消えた。デバイスドライバがスピーカーを見失ったようで、その他のソフトにも影響が出た。
なので、普通にDVDならどうなるのか? という事を検証してみた。
…すると…まともに再生できやしねぇ(爆)
PowerDVDってこんなに使えないソフトだったのか? orz
いろいろ設定を変えてみたりしたが、現時点でDVDが再生できた試しがない。
私が使用しているUSBオーディオとの互換性問題なのか、それとも他に理由があるのか…よく分からないが、今のところPowerDVD11は使えないソフトの仲間入りをしている。
ネットでいろいろな問題を確認するが、あまり当てはまるモノもなく、結局はどうすることもできない状態。
うーん、困った。
というわけで、PCにBlu-rayドライブを増設するという事に関して、データストレージとして使用する分にはオススメできるが、BDソフト再生目的の場合は目的を達成する事が困難かもしれない、とだけ伝えておこう。
私の場合は、様子見という事もあるし何よりホントに再生が必要な時はPS3もある。PCだけに再生能力を求めるのは、メーカー製PCでBD再生が謳われているもの以外はアテにならない状態だと言う事だ。
導入しようという人は、それなりの覚悟をもって導入するのが良いだろう。
8月3日の記事にも書きましたが、BDソフトやDVDソフトを再生できないのは、単純にPowerDVDの問題であり、BDドライブとは無関係なので、ドライブ増設は覚悟をもって導入すべきというのは間違いと訂正しておきます。
詳しくは8月3日の記事にも記載しましたが、別の再生ソフトで再生すれば、視聴する事は可能でした。
なのでドライブ単体には何ら問題はないので、高解像度映像をPCで見たいという要望には応えてくれるでしょう。
コメント欄ではありますがその辺りを訂正します。
返信