音の世界は突き詰めればどれだけお金があっても足りない。
高級オーディオの世界では、その掛けられる予算において10万20万は当たり前で、3桁に行くこともそんなに不思議な話ではない。
…そんな生活してみたいが私などは到底そんな生活が出来るはずもなく、結局はプチ高級オーディオで「それでも普通よりは高級なんだ!」と納得するのが関の山。
確かに、そんなプチ高級オーディオでも音が前々違うワケだが、突き詰めれば天井はない、という世界が音である。
そんな金を掛けられない私だが、実は柔らかい音の真骨頂とも言える真空管アンプの世界には憧れるものがあり、それでいて私はデジタルな人であるため、その融合点をどの辺りに置くべきか? なんて事をしばし考えたりする事がある。
で、手も届かないトライオードの真空管アンプが欲しいなぁ…とか考えつつ、現実的じゃないな…とあきらめ、それでも真空管アンプの夢を見たりするワケで、結局手の届きそうな価格帯にある真空管アンプで、よりデジタルよりの製品を探したりしているわけである。
つまり、普通のプリアンプやパワーアンプ、プリメインアンプではデジタル寄りの私に合わせるとなると金がかかりすぎるため、デジタル音声をどこかで内包できる真空管アンプを探すワケである。
なんてワガママな…と思うかもしれないが、私のようなニーズがあるのも確かなワケで、その需要に応えてくれる製品が僅かながらに存在する。
そんなワガママに応えてくれる、(比較的)低価格なUSB DAC搭載の真空管アンプが上海問屋から発売になる。価格は39,999円と、真空管アンプとしては安い部類。
“DN-SE84iシリーズ”と言われるこの製品は、USB DAC機能を搭載し、その音をプリ2本、パワー2本の真空管を通して2系統のスピーカー、もしくはヘッドフォンに出力できる。
真空管なので、かなり柔らかい音が想像されるが、果たしてどんな音が出てくるのやら…。
価格が価格だけに想像が付かないのが玉に瑕だが、仮にも真空管であるため、普通のDACとは違う雰囲気の音が奏でられるのではないかと思う。
手頃な真空管アンプが欲しいなぁという人は、試してみてはいかがだろうか?
…そして私にその感触を教えてくだされ(爆)
真空管アンプでこの値段???
一体どんな音なんだろう?
一般的にはこれでも高い部類だけど、性能とのバランスが良ければ面白い商品かも。
つい先日DAC買ったばかりな上に、良いスピーカー持ってないから買わないけどw
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品質的にどうかなぁ…というのはありますよ、コレ。
トライオードとかから比べると…ね(爆)
ただ、世界的に真空管を作っている国が
既にいくつかの国に限定されてしまっているので、
真空管部分だけは極端に悪いものではない…
と思います。
…ま、生産品を厳選していないだろうから
品質的に良いものではないと思うけど。
真空管は基本的に柔らかいタッチになるので、
ジャズとかクラッシックなんかが
ジャストヒットかな?
まぁ、個人の好みが最優先になるけど…。
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