2 responses

  1. 茶屋
    2011/11/06

    私の属している科学畑でもそうですが、日本はソフトパワーを作り出す能力には長けているのに、自分で作ったソフトパワーの使い方が分からずアタフタしている内に海外勢に買い取られてしまう事が非常に多いと感じます。金もクリエイターには還元されないという残念な結果に終わってしまう。

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  2. 武上
    2011/11/06

    国が認証しないから良いものを発明しても諸外国に先手を取られるというのは、今も昔も同じようで。
    東北大学の八木博士が八木アンテナの仕組みを発見した時もそうだった。そのアンテナの性能を知りながら取り入れなかった軍部は、その後の太平洋戦争、それも勝敗分け目のミッドウェー海戦の時、八木アンテナを導入していた米国に日本の情報を丸々知られた状態だったという。
    福岡にあるテムザックという企業は、世界に先駆けて医療・福祉に利用可能な遠隔操作ロボットを開発したが、日本では認可が下りず、先にデンマークへ展開した。日本では厚生労働省や経済産業省など複数の省庁での認可が必要で、たらい回しにされたようだが、デンマークでは政府がそれらを一括して引き受け、企業は認可に関する手続きは不要だったという。どう考えてもお役所体質が発明・開発を無にしてしまっているとしか思えない。
    これらはほんの一例でしかないが、日本人がどんなに優秀なものを発明・開発しても、それを認証・認可する側に問題があるのが一番の問題。そして仮に認証・認可したとしても、利用する事ができないのも問題。利用できないから利益が出ず、開発元に還元できない、の悪循環を繰り返す。
    如何に日本という国がバカな国かという事がよく分かる話である。
    国策として取り上げるのは良いが、取り上げた後、どういう体制で運用・運営していくのかが問題。
    今回のアニメのハリウッド進出にしても、悪しき第三セクターの再来にならなければ良いが…。

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