噂の段階なので正確性に欠ける話。
Windows8.2(もしくはWindows8.1 Update2)が登場するらしい。
登場時期は今年の8~9月か?
春にWindows8.1 Updateが実施されたのもつい先日の話だが、Guru3Dの情報によると晩夏にはWindows8.2或いはWindows8.1 Update2がリリースされるようである。
Guru3D
http://www.guru3d.com/news_story/windows_8_1_update_2_coming.html
(現在リンク切れ)
7月にはRTM (Release to manugfacturing)がリリースされ、8~9月にはローンチされる見込みのようである。
その内容については、現時点ではデスクトップの拡張が行われるようではあるものの、スタートメニューが復活するという事はない様子。
個人的にはスタートメニューの使い勝手は絶対的なものがあり、VAIO Duo 13でWindows8.1を使用している時はファイルアクセスがピンとこない事が多い。
何故にスタートメニューを復活させないのかが気になる所ではあるが、やはりタブレットでの運用を意識しすぎて、PCとしての使い勝手をどんどん切り離していこうという流れがあるのかもしれない。
Surface Pro 3でiPadに対抗?
Microsoftが新機種として発表、6月20日から米国で発売したSurface Pro 3だが、7月31日までその購入者を対象に「MacBook Air」を最大650ドルで下取りするキャンペーンを開始した。
正直、MacBook AirとSurface Pro 3では用途が異なる為、このキャンペーンに乗ってAppleからMicrosoftに乗り換える人はそうはいないと思うのだが、MacBook Airを使っている人に、その3:2の画面比率の使い勝手やタブレットとして使用できつつノートとしても使用できる環境をアピールしているのだろう。
実際、紙と同じように扱えるという魅力はタブレットを使用した事のある者ならある程度はわかる。まして性能としては拮抗しているか、ちょっと上を行く事が可能である為、そういう方面で見ればこのキャンペーンで移行を促す意味はあるのかもしれない。
ただ、それでもMacBook Airを使用している人はWindowsではない、MacOS Xを必要としている人が多いだろうから、誰もが乗り換えるという事はないだろう。
このキャンペーンは米国及びカナダで行われるため、日本では全く意味はないのだが、こういうキャンペーンを興している背後で、Windows8.1のUpdateを準備している所に、何となく一本の共通したベクトルを感じてしまう。
現時点でMacOS Xはタブレット使用を想定していないがWindowsは想定している、だからWindowsならデスクトップでもタブレットでも共通のプラットフォームで扱うことができる、という事を強調したいのではないかと見えてくるのである。
Macユーザーからしてみれば、タブレットはiPadを使うから問題ない、となるだろうから、現在のMacOS Xでもあまり問題にはならないのだが、共通プラットフォームという利点はたしかに便利だし、そこを訴求する事でユーザーのiPadからの離反を促せるなら、やるだけやってみよう…という思惑がうっすらと感じられるのだ。
だから、Windowsの使い勝手向上のUpdateは頻繁にありますよ、どんどん便利になりますよ的な動きを見せる為に、Windows8.2(仮)のような動きをするのではないかと。
まぁ…こんな事を考えるのは私だけかも知れないし、こじつけだと言われればそれまでなのだが、なんとなく見えるのだから仕方が無い。
ビジネスの場合、何かの動きがある時には、たしかに何かのベクトルが働き、違った方向に何かしらのアウトプットが生まれる。
そうした流れを予測したりしていると、一風変わったものが見えてくる。
それが正しいどうかは別として、そうした流れを見るのも楽しいものである。
人は当初それを邪推といい、当たれば予測や予言、ハズレれば妄言や妄想と言ったりする。
でもこういう想像力を働かせることができる事は、人としてはとても大切な事ではないかと思っている。