なんってこった…Σヽ(゚Д゚; )ノ
発売後まもなくの悲劇
つい先日発売したハズのOM-D E-M10 Mark IIがイキナリ販売を一時休止するという発表が行われた。現時点で一応9月下旬には販売を再開するとしているが、その販売一時休止の原因は、プラスチックマウントの交換レンズにおいて、ロックが外れやすいという現象があったためである。
ところが、ネットで情報をいろいろ調べて見ると、どうもロックが外れやすいというよりも、そもそもロックしない、というケースもあるようで、プラスチックマウントレンズを使っている人からすると、尋常ならざる現象に他ならない。
そもそも、このOM-D E-M10 Mark IIはダブルズームキットの設定があり、今回外れやすいとするレンズの中にはキットレンズも存在するというから始末に悪い。
ユーザー側からしてみれば「キットレンズすらテストしてないのかよ?」と思うのも当然であり、メーカーとしてはかなり信用を失墜させてしまうようなミスとしか言い様がない私自身はプラスチックマウントを採用しているレンズは1本だけ持っているが、そのレンズも一般的にいわれるキットレンズの1本であり、価格はかなり安い部類のレンズである。
私がこのレンズを持っている理由は、私の買ったカメラにキットレンズとして付いていたものでなく、知人から購入したレンズなワケだが、費用対効果の高いレンズと私は思っている。
OM-D E-M10 Mark IIのようなエントリー機には、こうした費用対効果の高いレンズがキットレンズとして用意される事が多いが、そのレンズが対象になってしまうトラブルは、私としても致命的なんじゃないかと思えてならない。
同じm4/3機だからといって…
m4/3機を購入する人は、個人的には大きく分けて2種類の人がいると思う。
とにかく動画含めた先進的な魅力に惹かれて購入する人と、レトロな雰囲気に十二分なカメラとしての機能を持つ所に惹かれて購入する人である。
前者は多分ほとんどの人がPanasonicのデジカメを購入し、後者はOLYMPUSのカメラを購入すると考えられるが、今回の問題で後者の人がPanasonicのカメラを購入するか? というと、やはり答えはNoではないかと思う。
OLYMPUSのカメラというのは、如何にもカメラらしいカメラのスタイルをしていて、そういう所に惹かれている人は間違ってもPanasonicのカメラを買ったりはしない。
だからこそ、その拘りが重要だからこそ、OLYMPUSは今回のようなミスを出してはならないのである。カメラの性能はもちろん重要だが、購入層は“OLYMPUSだから”買うのである。
その期待はメーカー側として決して裏切れない要素ではなかろうか?
とりあえず、今回は早期の原因究明と対策が必要なのは間違いない。
OLYMPUSの今後の対策に期待したい。