昨日のMagEZ Case2で大凡のアイテムは揃ったが、あと2つ。
Thunderbolt対応のハブ
iPad Proを使いこなす為に、いろいろな物理的なアイテムやアプリを検討してきたが、ハードウェア的な話をすればほぼ問題なく揃ったという感じである。
ほとんどがカバーだったり、フィルムだったりと本体を安全二使用する為のものが中心だったが、実際に利用していく上で必要なハードウェアとしてはあと2つほど必要なものが残っていると思っている。
その一つがThunderbolt接続対応のハブである。
ほとんどのThunderbolt接続対応のハブは、そのハブにHDMI端子、USB-C端子、USB3.0端子が用意されていて、追加でSDカードスロット、3.5mmオーディオ出力端子、有線LAN端子が付いていたりいなかったり、という製品だと言える。
拘りたいのは、この「Thunderbolt接続」という部分である。これに対応する事で4K解像度を60Hzのリフレッシュレートで出力する事ができる。
2021年発売のiPad Proは、Thunderbolt4端子になっているため、4K+60Hzの出力に対応している。その性能を活かすには、ハブにもそのハードルに付いてきて欲しいところである。
このThunderbolt接続対応のハブだが…探すと意外にもそんなに製品が多いわけではない。
ほとんどがUSB-C接続のハブで、これまた残念な事に4K+30Hzが限界という製品が多い。
実際には4K+30Hzであっても何ら困る事はないのだが、折角備わった機能を活かしたい、というただその一点で、Thunderbolt接続を狙っている。
ま、価格があまりにも高すぎるようなら、諦めるしかないのだが。
この辺りはまだまだ要調査といったところだろう。
外部ストレージ
もう一つ必要なハードウェアというのが、外部ストレージである。
iPad Proの内蔵ストレージは、私は1TBのものを購入したので、容量的にはまだまだ余裕はある。だが、このストレージはある程度空きを作っておかないと全体のパフォーマンスに影響を与える可能性がある。
そういうのはPCもタブレットも全く同じで、本体のストレージにはある一定の空きを作っておく事で、システムの処理時にその空き容量分でデータスワップする余裕を残しておくのである。
ただ…2021年版のiPad Proの1TBモデルは、メインメモリが16GBあるので、ひょっとしたらスワップそのものが起きない可能性はあるが…。
というわけで、増えていくデータの事を考えれば、どこかのタイミングでThunderbolt接続の外部ストレージが欲しくなるはずだ。
今なら、SSDの外部ストレージを選択する事もできるので、読込みや書き込みに関しても不満のない速度が得られるだろう。特にThunderbolt接続の速度は目を見張るモノがある。
ただ…一つ問題があるとすると、Thunderbolt接続の外部ストレージ(SSD)の価格はとにかく高いという事。まして1TBや2TBなんて容量のものを選んだものなら、5万円くらいは覚悟しないといけない。
これをもう少し価格を抑えようと思うと、Thunderbolt接続のSSDケースとバルクのM.2 MVNe対応SSDを購入して、外部ストレージを自作するのがよいかもしれない。
ただ…コレに関してもケースの良し悪しがあったり、相性があったりと問題がある場合もあり、慣れていないとトラブルの原因になる可能性も…。
とりあえず、今すぐ必要なものではないが、外部ストレージはどこかのタイミングで絶対に必要になるものなので、しばらくは製品動向を見ていきたいと思う。
使わなくなったアイテム
Apple初売りでiPad ProとMagic キーボードを購入し、現在いろいろなアイテムを装備させて満足のいく状態にしたのは良いが、実は購入して結局使えなかった、というアイテムもある。
一つは岡山デニム素材のカバーである。
これはMagic Keyboardに置き換わってしまったため、利用する事ができなくなってしまった。Magic Keyboardを接続するよりはずっと軽いので、用途的に手書き中心の使い方をする事が確実にわかっているような時は、着せ替え感覚で付け替えて使うかな…とか考えている。
そしてもう一つ使えなくなったものが…Apple Pencil2の超極薄シリコンカバーである。
Apple Pencil2は手触りもとても良いので、そのままで使っても使い心地はよいのだが、そのまま使うよりもグリップ力を高める為に、超極薄シリコンカバーを購入した。
一度は付けてみたのだが、iPad Proの側面をカバーしない状態、つまりカバーなしの状態か、もしくはMagic Keyboardだけを装備した状態だと、このシリコンカバーを付けたApple Pencil2を認識して充電してくれるのだが、側面をカバーするカバー、先程の岡山デニム素材のカバーやMagEZ Case2を付けた状態だと、磁力で吸着できたとしても充電までできないのである。
正直、これは悲しい…Apple Pencil2にシリコンカバーをつけて運用できれば、その安心感はグッと向上するのだが、他アイテムと併用すると充電できなくなってしまうので、泣く泣く使わないという選択をした。
私的に厳選した2アイテムだっただけに、使わない、使えないと判断せざるをえないのは実に悲しいのだが、理想の形を追い求めた結果、このような事になってしまった。
Magic Keyboardという、便利だが手書きを犠牲にしてしまうキーボードカバーがなければ、このような事もなかったのだが、実際Magic Keyboardを使うと確かに便利なワケで…。
二兎を追う者は一兎をも得ず、という事なのかもしれない。