FF14 暁月のフィナーレを週末にちまちま進めるが、未だ終わりは見えない。
もう…語るのも大変
FF14 暁月のフィナーレをその後もちまちまと進めているのだが、正直、前回の月の真意を知った後、この先の同行を読む事は困難な状況にある。
なのでプレイする事全てに、一定のベクトルが見えないため、予測ができない。
起きる事象ひとつひとつを飲み込んで、乗り越えて行くしかない状況が続く。
プレイしていて、ツマラナイとは思わないが、進み具合のテンポが今までと異なり、妙に遅く感じたり、急変したりと、緩急はあるものの、調子が掴めない事でプレイヤーたる私のモチベーションが漆黒のヴィランズほど上がっていないように思える。
ここらへん、バランスが難しい事とは思うが、それだけ漆黒のヴィランズが傑作だったという事かもしれない。
ネタバレで、内容を書くことも考えたが、事象をつらつらと書くだけでは意味が無いので、私が感じる事だけ少し書きたい。
ネタバレにならないわけではないので、気になる人は読まない方がよいだろう。
終末とは?
正直、私が進めている今の段階でも、問題の中核にある「終末」と呼ばれるものの正体が今一つ掴めない。
空が赤く染まり、流星雨が降る状況になり、人々が魔物になる…こういった現象が起きていて、人々が強烈な不安を感じた時、その人々からエーテルが失われ、魔物になっているという事までは物語上わかったのだが、不安を感じる事でエーテルがなくなる事の意味もわからなければ、エーテルがなくなった事で魔物になる、という事の意味もわからない。
この辺りは、そういう設定です、と言い切られるのかもしれないが、納得という部分では私の中で割り切れる話ではない。
そもそも、終末は天脈の弱い部分で発生している、という事は、月の観測所資料からわかった事である。
では天脈とは何なのか?
地脈の意味を考えると、空を覆うエーテルの流れといったところか? その流れの弱いところで終末が起きていると考えると、終末とはどこから来る問題になるのかは、何となく想像が付く。
ただ、それって今の段階で考えると、地球外からくる何かしらの外的要因であって、宇宙からの侵略者が来るって話になるのだろうか?
この段階では全く読めない。
エルピス
暁月のフィナーレの最初の頃に、エルピスの花というものが登場する。
人の感情を読み取って色が変わる花らしく、数そのものはあまり存在しないという。
人が暗い気持ちでいれば、色がくすんでしまい、楽しい感情になれば明るい色に染まる。そういう花らしい。
そのエルピスの花と同じ名前の場所に行くことになる。かつての原初世界、つまり、14の世界に分かたれる前の世界である。
この世界にやってくる方法もまたぶっ飛んだ方法だった。クリスタルタワー、万能じゃねーか、と思ったのは私だけではあるまい。
このエルピスという、創造魔法で作られた動植物をテストする環境は、コンピュータシステムの仮想化システムに似ている。
このエルピスでイデア(創造魔法で作られたもの)をテストし、他の生命体に関与して問題がない事を確認した後に地上にもたらす、というのがその役目だというが、まさしく仮想システムと同じである。
こう考えると、かつての古代人は星という大きなコンピュータのシステムプログラムのようにも見えてくる。自己で判断する事を考えるとAIシステム、といったところだろうか。
このエルピスで、今まで星の内部だけの話だったものが、エルピスの管理責任者の好奇心から行われた宇宙探索の結果、外からもたらされる外的要因が内部に入り込み、問題が顕現する。これが終末の元となる事象のようだが、この話は単純な話ではなく、神のようにあらゆるものを生み出せる古代人の、システムとして割り切れない感情が絡んできていて、非常に複雑な気持ちになる。
ハイデリンの核
このエルピスで主人公はハイデリンの元となる古代人に出会う。
ああ、やっぱりそうか、と出会った直後に思った。ハイデリンは確かに蛮神の一種だが、おそらくオリジナルの人という存在がいるのだろうな、とは思っていた。
漆黒のヴィランズでわかった事だが、ゾディアークは古代人の約半数の命から生み出された蛮神だったがハイデリンはそんなゾディアークほどの犠牲を払われていない蛮神だった。にも関わらず、ハイデリンが最終的にゾディアークを抑え込み、世界を分断している事を考えると、ハイデリンは単に願いから生まれただけの存在ではないだろうと思っていた。
ゾディアークすら、核たる存在としてエリディブスが存在していたのだから、ハイデリンだって核として誰かが存在していただろう事は予測が付く。それがヴェーネスだという事が予想できるぐらいに、シナリオが進んだという事である。
この先
実際には、私のプレイとしては、ガレマルドから月へとラザハンの人を運ぶ算段をするシャーレアンの哲学者議会だったが、そこで終末に遭う事となり、結果、ラザハンの人々をシャーレアンに一度撤収させるというところまで進めた。
正直、進行度として今どれぐらいなのかが全く予想ができない。
自分のレベルとしてLv.88にはなっているので、全体の進行としては70%くらいには進んでいるとは思うのだが、前述した通り、先が読めない。
いや、予想はできるのだが、そこに至るまでの道筋に予想がおいつかない。
ボリュームはとても多いとは思うし、前回予想したとおり、どこかで黒幕のハイデリンが登場するのではないかという気持ちもある。
ただ、ハイデリンは最終的な黒幕だという気持ちは今はない。何かしらの壁にはなるだろうが、それは光の戦士への試練という形で壁になるのでないかと予想している。
FF14のレビューとしては非常にわかりにくい書き方をしているのだが、それは実際にプレイしてみて欲しいからそのように記載しているところもある。
正直、FFシリーズの最高峰なのではないかとすら思っている自分がいる。
ただ、これが真っ当なMMORPGなのかと言われたら、それはそれで違うような気もしている。それでも良いのだとも思っているので、従来のMMORPGの枠組みから外れた作品であっても、何ら問題はないと思う。
ただ、この長きストーリーを紡いでいく中で、世界の行く末を左右する中に飛び込んだ主人公の生き様を感じて欲しい…FF14とは、そういう物語なのだろうな、と。
何度も言うが、蒼天のイシュガルドまでは無料プレイができるので、ぜひ体験してホシイ作品だと思う。
これはプレイした事のある人でないとわからない話である。