情報を集めようとしても集まらないという罠。
Chromeで…カナ打ちできない?
ATOK Passportを契約し、既に数年が経過している。途中、プレミアム版が登場し、現在の契約はそのプレミアム版を契約している。
普通に使う分にはプレミアム版は不要とは思うが、プレミアム版はクラウド辞典などが使える上に、iOSのアプリなどもProfessional版が使えるという利点があるため、文章をよく書く私から考えてプレミアム版が良いだろうという事で、現在プレミアム版を契約している。
この事そのものは良いのだが、本日、そのATOKのバージョンが上がるという通知が出たので、何の疑いもなくバージョンアップした。
バージョンは32.2.5と、最新版になり、おそらくは今まで何かしら存在していた不具合が解決したものと思われる。
ところが…ここからが問題である。
再起動を促されたので、再起動したところ、その時からGoogle Chromeで日本語を入力しようとすると入力できず、仕方が無いのでMS-IMEに切替えるとIMEは切り替わり、そちらでのローマ字入力は問題なくできるのだが、ATOKに再度切替えると、普段私が利用しているATOKのカナ打ちが出来ず、Windows10のデスクトップ右下のIMEアイコンのところが、ATOKを利用している形には表示されるのだが、そのアイコンの右側に入力モードが表示されなければならないのに表示されないという状態になり、結局どう足掻いてもローマ字打ちは何とかできても、カナ打ちにはできない、といった現象が起きるようになった。
気になったので、テキストエディタ「Mery」や、その他文字入力ができるアプリケーションでカナ打ちができないようになっているか確認してみたが、そちらでも問題なく動作している事を確認した。
Google Chromeだけ、このような状態が発生し、ATOKが使えない状況になっているようだ。
Microsoft EdgeやFirefox
いろいろ動作状況を確認したのだが、Google Chromeと同じような動作になるアプリケーションが見当たらないので、Google Chrome固有の問題なのかな、とも思ったが、今回の問題はATOKのバージョンを上げた事によって発生した問題なので、ATOK側の問題ではないか、と私としては予想している。
ただ、Google Chromeのみ発生しているという状況では、ATOK単体の問題と言うには説得力が薄い。
そこで本当に他に再現するようなアプリケーションはないのか、と再度確認してまわったところ、Microsoft Edge、Firefoxでも同様にATOKがまともに稼働していない事が判明した。
…たしかMicrosoft EdgeもFirefoxもGoogle Chromeと同じ仕組みのブラウザじゃなかったっけ?
結局、ATOK固有問題なのか、Google Chrome系ブラウザの問題なのかはハッキリしないが、この組合せでカナ打ちできないという問題が発生している事は判明した。
ちなみにブラウザはすべて最新版へとアップデートをかけている。ここは押さえるべきポイントなので、確認はした。
あまり情報が流れていない
ATOKの問題なので、他にも似たようなトラブルが起きていないかな、とネットで検索してみたのだが、驚く程情報がないという事に気づいた。
何故? と考えたが、そもそも条件がニッチだという事に気づいた。
日本語入力、しかもATOKのカナ打ちである。
カナ打ちという時点で、もう限定的な話にしかならないんだろうなと思うと、ネットから情報を得るのは相当に難しいのかもしれない。
Flashが使われている時代だと、このFlashが悪さをしてカナ打ちできなかった問題が過去にあったようだが、今はそもそもFlashは使われていないし、その他に該当しそうな問題も見つけられない。
コレはちょっと本格的に困ったな、と。
ブラウザで検索をしたりする事が多い以上、カナ打ちできないとなると、私の運用方法としてはかなり使いづらくなる。ある意味、一大事である。
同じような現象が出て、解決できたという猛者はいないものだろうか?
私の情報収集能力では、私の状況と同じような環境にある条件そのものを見出す事が難しく、結局有力な情報が得られなかった。
もし気づく事があるようであれば、ぜひご助言いただきたい。
…というか、サポートに聞けって話なんだろうな。
ATOK Passport
https://atok.com/
自己レス。
いろいろ情報を探ってみたが、結局有力な情報は一切見つからないという状況だったため、他の打開策をとることにした。
入力が比較的しやすいGoogle日本語入力をインストールし、ブラウザとブラウザ以外のアプリケーションで使用するIMEを切り替えることで凌ぐことにした。
Windows10の「設定」→「デバイス」→「入力」と進むと「その他のキーボード設定」というのがあり、その中にある「キーボードの詳細設定」に入ると、そこに「入力方式の切り替え」というのがある。
その中の「アプリウィンドウごとに異なる入力方式を設定する」というのがあるので、それにチェックを入れる。
こうすることで、アプリケーション毎にIMEを自動で切り替えられるようになるので、ブラウザを使用しているときはGoogle日本語入力、それ以外のアプリケーションでATOKを使用すれば、とりあえずそれぞれのIMEをかな打ちにしておくことで、私の問題は回避できるようになった。
ただ、ブラウザの変換精度はATOKではないので、そこだけが残念なところである。
にしても、おそらくこれらはATOKもしくはGoogle Chromeのどちらかがアップデートなどすれば解決する可能性のあることではあるが、あくまでも可能性なので、しばらくはこの暫定処置で運用するしかないだろう。
修正されることを切に願う。
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いつの間にか、今回の問題は解決に至っていた。
気づけば、普通にブラウザでATOKが利用可能になっていた。
何かをアップデートしたとかいうワケでもないのに…。
そもそも、なぜATOKでIME使用不可になったのかも不明だし、それがいつの間にか直っているというのも何故なのかわからない。
今回の件、一体何がどうなったというのだろうか?
意味不明である。
返信
私もATOKでカナ打ち派です。ATOKのサブスク契約していまする
私は、以前から入力中に英字に勝手に変わってしまう問題があり、未だに解決していません。最近はめんどくさくなり、IMEを使ってます、、、、
カナ打ちのキーボードもどんどん少なくなっており、そのうち親指シフトみたいになってしまうのではないかと危惧しております。。。。
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めずらしく私と同類の方が見つかったw
正直、カナ打ちも随分と少なくなってしまって、最近はキートップにカナが印字されていないキーボードも増えてきて困る事も多々…。
まぁ、技術的には英字標準のキーボードとキーアサインが違うだけでソフト対応できるので、カナ打ちができない環境になる事はないと思います。
親指シフトも標準キーボードで打てるようなキーアサインが開発されたようですが、専用キーボードの方が打ちやすいようでしたけどね。
入力中に英字に勝手に変わる…それ、ウチでも再現しています。
全角/半角キーを押してカナと英字を何回か切替えて、直るときはそれでヨシ、直らなければ、とりあえず英字で入力してF10キーやF11キーを押して入力された文字を強制変換して、全てひらがなにしてから漢字変換する等で対応する時があります。
こういうところもカナ打ちは不安定なので、何とかしてほしいところですよね。
もうカナ打ちは絶滅危惧種なので、対応してくれるかは疑問ですが…。
それでも私は最後まで戦いますがw
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