JAPANNEXTのJN-IPS375C144UWQHDR-H、もしかしたら今イチオシのお薦めになるかも。
実機展示が始まっていた
JAPANNEXTから、解像度UWQHD+というモニタが発売されるという記事を、当Blogでも以前に書いた。
私が今使用している、DELLの「Alienware AW3821DW」と同じような性能ではあるが、価格が10万円を切るという事で紹介したのだが、その時にはJAPANNEXTの公式HPに製品ページもまだなかった頃だったため、詳細な情報が不明だった。
時期的に、既に発売はされていたようではあるのだが、実機の詳細が掴めなかったところだが、秋葉原の店頭でいよいよ実機展示が始まったようで、製品ページが出来ているか確認してみたところ、既に製品ページは作成され、詳細な情報を確認できるようになっていた。
スペックはとても良好
製品ページに記載されている仕様を見ると、実に素性の良いモニタだという事がわかる。
パネルは37.5インチで解像度は3,840×1,600ドット、輝度は450cd/平方m、FreeSyncに対応し、リフレッシュレートは144Hz(DisplayPort接続時。HDMI接続でも75Hz)、USB Type-C接続も可能で、この時のリフレッシュレート最大値は144Hzで、65wの給電も可能になっている。
そして表示色は10.7億色になっているので、おそらく10pit入力が可能だと考えられる。
詳細は製品ページで確認していただきたいが、仕様を見る限り、実に幅広い範囲で高レベルなバランスを取った製品と私は思っている。
これが価格的に88,800円で、購入店によってはさらに10%のポイント還元が付くというのだから、満足度の高い製品ではないかと思う。
PBPやPIPにも対応
そしてこれは以前取り上げた時にはわからなかった事だが、なんとPBP、PIP機能まで搭載しているという。
PBP(Picture by Picture)は、21:9のモニタ前面を2分割して2つの入力ソースの映像を表示する機能で、PIP(Picture in Picture)はメインで表示している入力ソース映像の上に、別の入力ソース映像を重ねて表示する機能である。
最近は、いろんなデバイスをモニタにつないで、マルチディスプレイで使用したりする事が多いので、ウルトラワイド液晶モニタのように表示面積が広いモニタにおいては、複数の映像ソースを同時に表示できるというのはとても利便性が高い。
…何か、こちらのモニタに買い替えたくなるな。
「Alienware AW3821DW」の最大の利点は、NVIDIAのG-Sync UNITがハードウェアで実装されているので、ビデオカードがGeForce系だとG-Sync Ultimate対応となり、高度なちらつき防止機能やフレームコントロールが実現できるというところである。
ソフトウェアで処理しているFreeSync系よりも、確実に高度な処理を実現しているので、その点では利点ではあるのだが、その利点とPBPやPIPの利点を天秤にかけた時、どちらが自分にとって欲しい機能か? と考えると…PBPやPIPの方が良いような気がする。
まぁ、安い買い物にはならないので、私が買い替える事にはならないとは思うが、この機能を持つモニタが10万円以下で買えるようになったわけである。
そういう意味では実にお薦めできるモニタではないかと思う。
但し、相当にデカイので、購入するときは気をつけるように。箱の大きさなどでビビる可能性大である。