最近価格が下がってきていると言われているRyzenだから狙ってみたいが…。
別に不満はないのだが
今年のお正月に組み立てた新メインPCは、Ryzen7 7700Xを搭載したPCとした。
Intel CPUの選択肢も無かったわけではないのだが、とにかくハイパフォーマンスを出来る限り省電力で動作させたかったという事もあって、Ryzenを選んだのだが、その当時はRyzen7 7700もまだ未発売だったため、Ryzen7 7700Xを載せて電力を絞って運用しよう、という考えで選択した。
結果、当初言われていたよりはずっと省電力動作が可能で、この夏になっても空冷で普通に動いているし、性能としても何ら不足なく動作している。
そんな状況で先日行われたFF14のラスベガスファンフェスティバルにて、第一次グラフィックスアッブデートの話が出てきて、GeForce RTX 4070Tiに載せ替えていてよかったな、と改めて感じた次第だった。
ただ…そうなるともう一つ気になる事がある。
それがCPUである。
性能的にRyzen7 7700Xで何ら問題がない事は判ってはいるのだが、ゲームパフォーマンスで言えばRyzen7 7800X3Dは7700Xを超え、その性能は上位モデルであるRyzen9 7950Xを超えると言われている。
平均性能で言えば7800X3Dと7700Xは7700Xの方が高めの結論に至るのだが、ゲームのようにキャッシュメモリの効果が高いアプリケーションだと、3D V-Cashがものすごく良い働きをするので、私もそちらに乗り換えた方がよいのではないか? と考え始めた。
7700Xに不満があるわけではないのだが、より目的に合致した性能をハイレベルに、しかも低価格に実現しようとしたら、7800X3Dの意味はとてもあるように思えたのである。
気になるのは次世代
ただ、気になってくるのは次のZen5の存在である。
Ryzen 8000シリーズ(もしくは9000シリーズ)が2024年に登場する事は判っていて、その開発が進められている事は周知の事実である。
そのZen5に組み合わされるチップセットとして、X670EがそのままZen5のフルスペックを引き出す事ができるようであれば、次のZen5の登場を待つというのも手ではないか? と考えている。
昔ほど、好きに買い物ができる状態ではないため、Ryzen7 7800X3Dをスキップして次に行くという事が可能であるなら、その方が最終的には良いのかもしれない。
…ただ、Zen5のスペックを全て引き出すためには、新しいX770(仮)チップセットでないとダメだ、という事であれば、その時に型落ちとなったRyzen7 7800X3Dへ移行するという選択肢も出てくるかもしれない。
性能的に7700Xでも今は問題がないと思っているので、大きな高望みをしないレベルで次を考えていければよいかな、とは思っている。
BIOSアップデート
今考えた予定は予定として今後の方針とする流れだが、それに伴った準備はしていこうと思っている。
マザーボードのBIOSアップデートはどこかで必ずやっておく必要がある。
特に3D V-Cash搭載のCPUは電源制御の問題で焼けるという不具合が報告されていた。これによって電源制御系のBIOSにアップデートが行われている。
仮にZen5が今のX670Eでもフルスペックを引き出せるとなれば、またBIOSのアップデートは必須になるが、その時には型落ちとなるRyzen7 7800X3Dを載せるにしてもBIOSは挙げておいた方が無難である。
カギはチップセットのX670Eがとのような扱いになるのか? というところで決まってくる。Zen4世代のチップセットは高価なものが多かったので、そのままZen5の性能を引き出せるチップセットになってくれるといいな、と思わざるを得ない。
チップセットが新しくなるとすると、DDR5メモリの高速化、Thunderbolt4への対応あたりが考えられる。
それ以外の重要な違いがなければ、マザーボードは継続でも良いのではないかと思う。
最近、パーツの価格も高いからね…。