いよいよiPhone7シリーズが発売となった。
発売前から品切れに
ま、予測していた通りと言えばそのとおりなのだが、iPhone7/7 Plusは発売前の予約段階で品切れが発生、結局発売日に余裕をもって準備するといっていた当初とは打って変わって、手にする事のできない人が出たというのも、いつも通りの展開である。
表参道のApple Storeにも200人超の行列が出来たようだが、iPhone6s/6s Plusと姿が余り変わらないとか言われ、あまり変化がないとか言われたワリに、購入したいという人が多数いた、というのが現状のようである。
もちろん、売れる可能性はあったし、予測もできた。
何より防水機能が搭載されたのがその要因だし、他にもFeliCaに対応したもの大きい。
むしろ、日本ではそれで売れない方がオカシイのである。
iPhone7/7 Plusは、発売前の予約数でも従来機種を超える予約数を確保していた。まさに順当といったところである。
真っ先に売り切れたのは新色のジェットブラックだが、私的にこの新色は取扱注意だという事は早々に理解できた。
多分、細かい擦り傷が一杯できるはずで、カバーを付けて運用する事が大前提になるモデルである。いや、カバーを付けていても、カバーと本体の間に入った細かなゴミでも擦れて傷になる事は容易に想像ができる。だから傷を気にしない人でないと、扱えないだろうと思う。
今までBlogでは書かなかったが、3大キャリアの中でもっともiPhone7/7 Plusの価格が高かったのはdocomoであった。
もっとも安いのはauで、最終的な支払いがauと同じなのはSoftBankだった。
auとSoftBankは、最終的な支払いこそ同じだが、端末価格はSoftBankの方が高く設定されている。ようするに、SoftBankは割引額がauより大きいのである。
どちらも同じ…と考えてもよいのだが、個人的にはauを進めたいところである。何故なら、SoftBank端末の場合、支払いを完了させる前に解約すると、割引サービスを受けられなくなるため、最終的な端末代として支払う金額はauよりも高くなるのである。
まぁ、最初から全額を一括支払いで購入するのであれば、auであってもSoftBankであっても同じだが、その場合だとSoftBankの方が2年間の支払い総額は安くなる。
あとは3大キャリアの基本的サービスの何をもって選ぶか次第である。
もっとも、本体価格を一括購入できるのであれば、AppleからSIMフリー端末を直接購入し、MVNOで運用する方が良いかも知れないが…。
SUICAとして使うなら…
実は私的には今回のApple製品発表の中で、FeliCa対応となった製品のiPhone7系よりもApple Watch Series2の方が魅力的に映っていた。
というのは、今回のSeries2のApple WatchでもFeliCaの決済ができる事から、SUICAの利用ができるようになっているからだ。
しかもこの機能はiPhoneと連動しているのではなく、Apple Watch単体で動作させる事ができ、逆にiPhoneと同じFeliCaを認証させる事ができない。
SUICAとして利用する場合、腕時計と一体化している方が使用する上では楽である。
しかも、現時点で解っている事はApple Watchの本体を改札の認証部分に当てる必要はなく、手をそのまま自動改札の所にかざせば認証できるというから、その使い勝手は言う迄も無い。
iPhone7/7 Plusの防水機能を必要としないのなら、Apple Watch Series2を購入する方が案外現実的かもしれない。少なくとも、私の場合はそんな感じである。
要するに、今回のiPhone7/7 Plusに何を求めるのか? という所に全てが集約すると思う。
どうしてもスマホに防水機能やFeliCa機能が欲しいというのなら、iPhone7/7 Plusを選択すればよいだろうが、使い勝手としてスマホに依存しないのなら、現状のiPhoneにiOS10を入れ、それにApple Watch Series2を組み合わせる方が現実的かもしれない。
まぁ…腕時計はイヤという人は不向きかもしれないが。