宴、再び。
チケット価格の妙
“ベーマガ”と聞いてピンと来る人は往年のPC好きではないかと思う。
1982年に創刊し、2003年に休刊するまで実に21年に渡って刊行されたパソコンプログラムの情報誌、それが電波新聞社刊マイコンBasicマガジン、略してベーマガである。
2015年11月に、このベーマガのトークイベントが開催され、限られたチケット枠で激しい争奪戦が繰り広げられ…たかどうかはわからないが、多数の人が参加できなかったという自体が起きた。
その為、今回第2弾が、2018年1月14日よみうりホールで開催される事となった。チケット販売は11月12日から開始される。
だが、そのチケットの価格がまた絶妙。
VIP席 9,801円、S席 8,001円、A席6,001円、B席5,000円と、少なくともVIP席とS席、A席は見る者が見る者ならば「キタコレ!」という数値である。
ちなみにVIP席は30席限定でお土産と称した当時のDEMPAグッズが付いてくる。
なお、チケット価格には別途チケット販売業者のシステム利用料が必要となるので、実際はこれらの価格より高くなる。
このトークイベントだが、全部で4部構成となっていて、第1部は「ベーマガ編集部 再集結!」として、前回出演した“編集長”“編さん”“影さん”に加えて、“つぐ美さん”も登場する予定となっている。この他、第2部は「スタープログラマー VS. ○○プログラマー」、第3部は「DEMPAサウンドチーム クロストーク」、第4部は「スーパーソフトコーナー プレイバック」となっており、当時寄稿していた多くのプログラマーやライター陣などが登場するという。
ちなみに前回は…
今回開催されるイベントの前回、つまり2015年11月に開催されたトークイベントの様子が、ALL ABOUT マイコンBASICマガジンのYoutube公式チャンネルで公開されている。
今回も同じような展開…となるかどうかは分からないが、当時を懐かしみ、また再び盛り上がっていく感じは恐らく同じではないかと思う。
私も当時はベーマガを毎月購入していたし、掲載されていたプログラムを打ち込んだりしたこともある。今でこそダウンロードという形でサンプルプログラムなどが簡単に手に入る時代だが、当時は掲載されていたプログラムリストをひたすら打ち込むという、ある種修行のような事をしなければならなかった。プログラムリストをひたすら打ち込みすんなりと動作すればまだマシだが…実行した途端に「syntax error」と表示された時の絶望感(まぁ、間違った記述を見つけて直せばいいだけなんだが)、あれは体験した者でなければ分からない思いである。そう考えれば、ネットとは如何に偉大なものか…。
何はともあれ、その昔を知っている人でトークイベントに行ける人は、ぜひ参加してみてはどうだろうか?
できれば私も行きたい所である。