WindowsXPのOEM供給が2008年1月31日で終了する。
つまり、メーカーPCで言うなら今年の冬モデルでWindowsXP搭載機は最後という事になる。
来年の春モデルから、市場ではWindows Vistaのみが売り場を占拠するわけで、ユーザーには選択の余地はなくなる。
ただ、DSP版に関しては2009年1月31日まで発売する。
自作ユーザーにはまだまだ選択の余地があるワケだ。
だが、おそらく私は今年の終わり頃から次第にVistaへという流れが加速するのではないかと思っている。
というのは、私の予想では11月から12月にかけてVistaのService Pack 1が登場すると見ているからだ。
WindowsXPのService Pack 1が登場したのは、WindowsXPの発売から11ヶ月後だった。
つまり、Vistaでもこの流れそのものは変わらないだろう…というのが理由である。
安直かもしれないが、OSが安定期に入る期間というのは、似たようなものである。
幸いな事に、Vistaは周辺機器とアプリケーションの互換性をのぞいてはあまり不評な部分がない。であるからして、1年弱というタイミングはそう外れるような事もないだろうと考えられる。
ま、何はともあれ、OSとしての機能は大きく変わらないかもしれないが、各所で高速化機能が向上されていたりと、Vistaそのものは案外好調だ。
来年頭くらいからは、主力としての力を発揮してくれるだろうと思う。
Service Pack 1の登場はVistaを加速させる事は間違いない。