トレンドマイクロのウィルスバスターシリーズを私は使っているのだが、今日、新バージョンのウィルスバスター2009にアップデートしてみた。
去年のウィルスバスター2008は、ファイアウォールの設定などをメモで取っておかなくてもそのままのバージョンアップで更新できたため、今年も安心してアップデートできると確信し、意気揚々としてアップデートを敢行した。
だが…
予測もしなかったトラブルに巻き込まれるハメになった orz
ソフトのアップデートは、慎重に行いましょう…というお約束は、依然としてお約束だった事を痛感した。
今回、アップデートでトラブったのは、実は私の環境だから…という可能性がないわけでもない。
というのは、おそらく普通にアップデートすれば設定ファイルも引き継ぎながら普通にアップデートできたであろうと思われる事がいくつかある。
私のPCの環境では、普通にアップデートした際に、なぜかウィルスバスター2009のメインウィンドウを開くとパーソナルファイアウォールが終了してしまうという問題が出た。
このパーソナルファイアウォールが終了してしまうという問題は誰でも起きる現象ではないらしく、トレンドマイクロのHPにはそれの解決方法がちゃんと記載されていた。
一度アンインストールをして、その後に再インストールするのだが、その再インストールの時に、メインプログラムとパーソナルファイアウォールを別々にインストールする事で解決できるというのである。
サイトに記載されている手順でアンインストール、その後、手順通りにインストールしてみたら、あっさりと問題は解決した。
だが、實はこの再インストールにこそ問題があるのである。
一度アンインストールをしているワケだから、この時点で前回の設定が消えてしまったのである。
だから再インストールした後では、解放Port設定などが綺麗サッパリ消えてしまい、結果としてまた使用するアプリケーションのPortを解放しなければならなくなってしまった。
最近はUPnPで通信しているプログラムも多いが、依然としてTCPを使用しているものもあり、そういったものはPortを解放する必要がある。
まぁ、いつも使っているソフトの事でもあるから、年に1回くらいは再確認の意味で設定し直してもいいのだが、面倒な事には違いない。
とりあえず、バージョンアップも含めて、アップデートは慎重にした方が良いという事は間違いない。
覚えていられる設定なら良いが、分からなくなった…では後の祭である。