私は一応二輪免許も持っている。
基本的に四輪しか乗らない私だが、10年ほど前にどうしても二輪に乗りたくなって普通二輪の免許を取った。
普通免許を取った後の二輪免許であったため、教習所の教習規定時間は短かったものの、もともと普通免許を取るときにも、当時北陸にいたため、その土地柄、冬という事で原付教習が免除され、結果として初めて乗った二輪が400ccだった。
そんなワケで二輪にとことん縁の無かった私だが、実際教習を受けて比較的すんなり取れてしまったため、最初に乗りたいと思っていたアツイ情熱が冷めるのも早く、イキナリHONDAのNSR250Rを買ってそれっきり。
それもあまり乗らないまま売ってしまい、その後全く乗らなくなった。
途中、二輪は二輪でも自転車に凝った時期があり、ドイツ製の折りたたみ自転車“BD-1”を買って、乗り回した事もあるが、実家に戻ってきてからはそれもなくなり、二輪という二輪に全く縁がなくなってしまった。
だが、それでも二輪が好きという思いがなくなったワケでもなく、ちょっとした街乗りで小さいバイクが欲しいなぁと思ったりもしていた。
で、その時欲しいと思っていたバイクがコレ。
KAWASAKIのKSR110というバイクで、名前の通り110ccの小型車である。
ところが…今年の夏に公式サイトを見たときは書かれていなかったのだが、今日サイトを見てみたら“このモデルは生産を終了いたしました。”の文字が…。
KSRはもともと2サイクルエンジンを搭載したバイクだった。
それが時代と共に2サイクルエンジンが禁止となり、生産終了になった。
それでもユーザーやファンの声が強く、4サイクルエンジンを搭載したKSR110が開発され、KSRの名前が時代から消えることはなかった。
しかし、ここにきて生産終了が確定したようで、ここから先は欲しければ中古車市場を探すしか道がなくなってしまった。
一応、カワサキの正規代理店に在庫がある可能性があるとの事だが、元々そんなに売れていたバイクという認識もないため、おそらく在庫はほとんどないものと思われる。
このKSR110の生産終了を見た後、ちょっと気になっていろんなメーカーサイトを確認したところ…私が知っているバイクの小排気量車はほとんどが生産終了となっていた。
400cc以下の主だったバイクはほとんどが生産終了となり、フラッグシップと言えるような製品だけがラインナップに残っている…そんな状況である。
ビッグスクーターは需要があるため、新たにラインナップに加わる事もあるようだが、レーサー系、ネイキッド系は殆どが幕を閉じている状態。
四輪もそうだが、個性的な車種がどんどん無くなるご時世のようである。
まぁ、KSR110が今すぐ絶対的に欲しいというワケではないが、それでもちょっと欲しいなぁという思いがないワケではない。
バイクとかオープンカーとか、風を切って走る事を知ってしまった人間は、やはり走るという行為で風を切る事に魅力がある事を知っている。
だからKSR110はどこかのタイミングで買いたいと思っている。
新車購入はほぼ絶望的ではあるが、このバイクには他ジャンルにはない独特の個性がある。
そんな個性のある乗り物が無くなっていく今の情勢は実にもの悲しい。
何とかならないものだろうか?
最近のバイク事情ではビックスクーターが
売れてるのみでコノ手のバイクは生産終了しても3年位は
未登録の車体が手に入るので大丈夫ですよ~。
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おー、そうなのか。
でもKSRって結構改造してる人とか多いみたいで、それなりに人気あるんじゃないかと思ったんだが…
それでも残ってるものなのかな?
まぁ…すぐに買えるってモノでもないから気にしても仕方ないんだけど orz
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