天然素材を使ったPC系アイテムというのは昔から存在している。
特に多いのはキーボードやマウスで、人の手が直接触れるデバイスが代表的。
過去には木製のキーボードや、表面処理に漆塗りを使った高級品なんてのもあった。
竹製のキーボードも存在していたが、そのほとんどはキーボードの本体が天然素材で、キートップはそれらしく見せかけていたりするだけで、キートップまで天然素材というのはそうそうなかった。
だが、今週のアキバにフル竹製のキーボードが登場した。しかもマウスまで付いているのだ。
キートップまで竹で出来ていて、しかも刻印は彫り込みのよう。焼印かもしれないが、そうそう消える事はないだろう。
実にこだわりの逸品だが、これ、価格が1万円しないのである。
イオシスアキバ路地裏店で販売されているのだが、その価格は9,800円。同じくフル竹製のマウス込みの値段である。
実にイイ。欲しい…と思ったのだが、このキーボード、私的に2つ問題がある。
一つは英語(ASCII)配列だという事。
そしてもう一つはメンブレンタイプだという事だ。
これがもしJIS配列でCherry製スイッチ採用のメカニカルキーボードだったら…速攻で買いに行ったかもしれない。
逆に言えば、ASCII配列でメンブレンでも気にならない人であれば、全く問題なく天然素材を感じる事が可能だ。ASCII配列キーボード使用のスタパ齋藤氏なら「メンブレンでもイイニャ、ニャ、ニャ!」とか言うのであれば多分買うのではないかと思う(いや、わからんけど)。
うーん、JIS配列のメカニカルキーボード仕様、出ないかなぁ。
2011/01/10 • no comments