天然素材のこだわりの逸品

 天然素材を使ったPC系アイテムというのは昔から存在している。
 特に多いのはキーボードやマウスで、人の手が直接触れるデバイスが代表的。
 過去には木製のキーボードや、表面処理に漆塗りを使った高級品なんてのもあった。
 竹製のキーボードも存在していたが、そのほとんどはキーボードの本体が天然素材で、キートップはそれらしく見せかけていたりするだけで、キートップまで天然素材というのはそうそうなかった。
 だが、今週のアキバにフル竹製のキーボードが登場した。しかもマウスまで付いているのだ。

 キートップまで竹で出来ていて、しかも刻印は彫り込みのよう。焼印かもしれないが、そうそう消える事はないだろう。
 実にこだわりの逸品だが、これ、価格が1万円しないのである。
 イオシスアキバ路地裏店で販売されているのだが、その価格は9,800円。同じくフル竹製のマウス込みの値段である。
 実にイイ。欲しい…と思ったのだが、このキーボード、私的に2つ問題がある。
 一つは英語(ASCII)配列だという事。
 そしてもう一つはメンブレンタイプだという事だ。
 これがもしJIS配列でCherry製スイッチ採用のメカニカルキーボードだったら…速攻で買いに行ったかもしれない。
 逆に言えば、ASCII配列でメンブレンでも気にならない人であれば、全く問題なく天然素材を感じる事が可能だ。ASCII配列キーボード使用のスタパ齋藤氏なら「メンブレンでもイイニャ、ニャ、ニャ!」とか言うのであれば多分買うのではないかと思う(いや、わからんけど)。
 うーん、JIS配列のメカニカルキーボード仕様、出ないかなぁ。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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