Amazon.co.jpの罠にハマったか？

　ノジマのアップマフラーを取り付けた後、SP武川のフェンダーレスキットだとサイレンサーとナンバーが接触する事が判明し、結局はKSR110のフェンダーレスキット難民と化した私。
　その後、いろんな所でキタコ製フェンダーレスキットを探すが、元々数が出るモノでもないため、在庫という形で保持しているお店も少なく、メーカーも廃版製品としてしまっていたため、入手がほぼ不可という形となってしまった。

　なので半ば諦めかけていたのだが、先日、Amazon.co.jpでそのフェンダーレスキットのページに「在庫残り1点あり」という文字が表示され、慌てて「これはチャンス！」とポチッとな…としたのがつい先日の話。
　正直、Amazon.co.jpの「在庫残り1点あり」はアテにならない事は知っていた。
　なのでポチっとな、とする前に本当にその「在庫残り1点あり」が本当なのか、ブラウザを何度も更新して間違いがないかを確認した。
　Amazon.co.jpでは、時々限定品などもう売り切れた筈のものが注文できるようなページが表示されたりするケースがあるため、こうしたページの更新を何度か繰り返すという作業はほぼ必須だと私は思っていた。
　なので今回もイヤになるほど更新して確認したのだが、それでも「在庫1点あり」の文字が消えず、これなら問題ないかな？ ぐらいの気持ちでポチっとな、と購入決定した。
　ところが…である。
　その後、ショップから“メーカー問い合わせ中”という連絡が来た。

　メーカー問い合わせ。
　この時点で「ああ、やはりダメなのかな…」と諦めモードになったのだが、その後、そのショップから数日連絡もなくAmazon.co.jpの商品状態もずっと“出荷準備中”となっていたため、メーカーに在庫がなくても取次店にはあったのかな？ という淡い期待が生まれた。
　生まれたのだが、それでも連絡が来ないので、Amazon.co.jp経由で問い合わせした所、その問い合わせメールが相手先の問題で受信できない状態になっているという返信が届いた。
　…。
　一体どうなってるんだ？
　何がどうなってるのかサッパリわからない状況だった。
　自分的にはメーカーも廃版にしてるぐらいだから“ない”なら“ない”で仕方がないと思っていた。もちろん、Amazon.co.jpのシステムにも文句は言いたいが、ないものはないのだから仕方がない。
　しかし、その“ない”という連絡も数日間来ないのである。
　メーカーにしろ取次店にしろ、問い合わせするのに数日間も要するものなのだろうか？
　今や商社の在庫状況はほぼオンライン化もしくはPOS化している時代に、数日間を要する在庫確認というのは、正直如何なものかと思ったり。
　もちろん、商社は大量の注文を処理している筈だから、大変なのかもしれないが、それでも在庫確認の為に数日間を要する事態はちょっとオカシイよう思えた。
　その後、結局注文をキャンセルという形でAmazon.co.jpから連絡がきた。
　そう、ショップではなくAmazon.co.jpから来たのである。
　ショップから在庫確認と発送日連絡をすると言ってきたのに、それが不可能になった段階での注文キャンセルがAmazon.co.jpからのみ送られてきた。
　正直、呆れかえってしまったワケだが、オンライン注文なんてのはこんなものなのかねぇ…。
　とりあえず、新品ではもうほぼ購入する事は不可能と判断。
　そこで今度は低い可能性の中からオークションで中古などを見つけようと現在模索中である。
　とんだ事で時間を潰してしまったように思えるが…ま、それがAmazon.co.jpと割り切って使うしかないんだろうな…と改めて思った。
　日頃便利だと、こういう問題が出ると途端に大きな問題と感じるワケだが…何事にも100%はないという事で納得するしかないですな。