業務的な話ではあるのだが、本日、月次会議と呼ばれる定例会議が行われた。
いわゆる、各部署の月毎の状況報告と今後の展望・予測、そしてそれらに対する方針と対策・活動を報告し、会議内で話し合いをするという、普通の企業ではよくある会議である。
毎月行われるため、別段その会議自体を何とも思うことはないのだが、今回だけはちょっと違っていた。違っていた、と結論から言い切れるのにも理由がある。
実は、今回の月次会議が行われる前、私はとある会議に出席するようにと1ヶ月ほどちょっと特殊な会議に出席していた。
ウチの会社は、3月末で半期を迎え、4月より期の後半が始まる。今回の月次会議では、その後半の期が始まる際に、部署横断型の委員会組織体制を開始する必要から、数人(実に4人)でその草案作成の会議を行っていたのである。
その草案作成の会議に、なぜ入社3年ちょっとの私が参加する事になったのか?
正直、その意味がわかりかねていた。
何しろ私以外のメンバーは古参メンバーである。
何とも不思議な違和感を感じつつ、新組織草案を作っていたのである。
通常の月次報告が終了し、いよいよその草案をもって月次会議でその事が伝えられた。結果はその草案を各部署で持ち帰り、2週間後に各部署がその回答を出す、という事になったのだが、月次会議が終わってから、私は専務と営業部署長に呼ばれる事となった。
本当の恐怖はここから始まるのである。
個別に呼ばれる。
しかも事前に組織草案の会議に出席する。
これらがいかに普通の事態ではないかはバカでもわかる。
呼ばれた中での面談で、いよいよ専務が口火を切る。
「あー、月次会議、ご苦労様です」
…普通やん(爆)
実はいきなり本題からくるか? と思っていたのだが、出だしから30分くらいは現状の世間話が続いたのである。
月次会議で手厳しい注意を受けたりしたその真意などが世間話に織り込まれ、反省をする共に次の対策を考える。ま、ある意味有意義な世間話である。
そしていよいよ、話が新組織の事になり、場の雰囲気がちょっと変わった段階で、私が呼ばれた真意が語られた。
「3月末で…今の業務から完全に抜けてもらおうと思っている」
!!
こ、これは…事実上の解雇通告か?(爆)
まぁ、それはないが、異動は間違いない話。
今回の打ち合わせ(というか呼ばれただけだが…)では、今の私が所属している部署長に、私が業務を抜ける事を説明した上でその合意を得たいという専務の思惑から始まったようである。
…ん? 私の合意は不要なのか? orz
結局、4月1日から、私は今所属している営業からは完全に外れ、全く違う事をする事となった。
だが、問題はその新しい事である。
当初、新組織草案を作っていた時から、何かそんな予感はしていたのだが、その予感はあまりにも行きすぎた予感だったため、あり得ないだろうと思っていた。
だが、どうもその予感は当たっていたようで、しかも私が予測していた以上にとんでもないギミックを持った決断が、専務とその周辺で計画されていたようである。
そのあまりにも凶悪な責任を私が持つ事ができるのか?
(たぶん)ストレスで顔面神経麻痺となった私が、その責任に耐えられるのか?
正直、そんな事はわからない。
だが、私には拒否権はないようなので(!)、受け入れるしかない。
私が背負うべき新しい事。
それは入社3年の私にはちょっと重い事である事は間違いない。しかも、それに対してどれだけの予算が与えられるのかもわからないし(多分最初はその試算からになるだろう)、その予算額によって出来る事と出来ない事を取捨選択しなければならない。
…役職も付かないまま、一事業を受け持つ感覚である。なんて恐ろしい…。
とりあえず、私が背負った事はまだここでは語らない。4月に入り、業務が回り出してからその事についてはまた触れようと思っている。
それに今はまだ話が出た段階で、具体的にどう構成していくか? という話が出ていない。
その具体的なものが見えてきた時、また悩むだろうから、話は自然と出てくるだろう…。