DigiFi No.7という雑誌が発売になり、Amazon.co.jpで予約していた私の手元に届いた。
この雑誌、私はかなり前から予約を入れていて、ほぼ同時にstereo 8月号も予約していた。
stereo 8月号はスキャンスピーク製10cmフルレンジスピーカーユニットが付録となった雑誌で、こちらは既に届いている。
このスキャンスピーク製10cmフルレンジスピーカーと合わせた形で、DigiFi No.7のアンプが使えたらいいな、と思っていたのだが、スピーカーはまだ組み立てていないし、その状態にするのはまだ時間はかかりそうだ。
とりあえず、本日アンプが届いたワケだが、実は…このアンプ、私からすると使い道が今一つない。今のPCにはDr.DAC2が接続されていて、それにLXA-OT1を繋ぎ、そこからVictorのウッドコーンスピーカーを接続している。
この構成でほぼ音質的には満足しているし、テコ入れするにしてもこれらの機器のパーツを交換して精度を上げるくらいの話。まぁ、実際にはそこまで手を入れなくても、自分的に良い音を得られていると思っている。
じゃあなぜ今回のDigiFi No.7を購入したのか? というと、このアンプ、USB給電で動作するアンプでありながら、10w+10wのダイナミックパワーを実現しているというもので、要するにあまり出力を必要としない時に蓄電し、必要な時に解放、USB給電でありながら10w+10wを実現しているアンプなのである。
ちなみに画像のアンプは1000個限定のアクリルカバーを装着したもの。実際は基盤部のみが付録として付いてくる。
このダイナミックパワーによってUSB接続して電力供給、そのまま音が出せるという仕様から考えると、ノートPCとの親和性はいいのかもしれない。
いろいろな所でこのアンプのレビューが成されているが(検索すればゾロゾロ出てくる)、ほとんどの感想が「この大きさ、この消費電力でしっかりした音が鳴る」「驚きのコストパフォーマンス」といったもので、悪いと評価しているものがほぼない。
ノイズもなく、ストレートに鳴るこのアンプは、まさしくデジタルアンプとしては最安値のものではないかと言える。
難点は基盤のみであるため、ケース類は自分で何とかしなければならない(もしくはアクリルケースを買う)という事と、ボリュームが付いていないという事。
ケースは工夫でなんとでもなるだろう。
人によっては致命的と言えるのが、ボリュームが付いていないという事。要するにWindowsマシンにUSB接続した場合、音量調節はWindows上で行わなければならないのである。
ま、このあたりの問題はあるにしても、この価格で評価の高いデジタルアンプが付いてくるなら、DigiFi No.7は買っておいて損はないと言える。
私も…もう1つ購入しようかな…と真剣に考えてしまうほど。
気になる人はぜひ現物を購入して聞き比べて欲しい。