ほんの数枚だが、E-PM2で実際に撮ってみた。
ファインダーなしはキツイ
今日、午前中だけ仕事に出たのだが、その際にE-PM2を持ち出してみた。
車で職場まで行く毎日の生活をしていると、カメラを持ち出してもなかなか撮影するタイミングを得ることはできないのだが、今日は午前中で上がる覚悟をした上で持ち出したため、職場から帰る前にちょっと撮ってみるくらいならできるだろう…という安直な考えの基、持ち出してみたのである。
なので持ち出した機材は最小限。
E-PM2にLEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH.を取付けたのみ。
実にシンプルである。
ホントはいろんなレンズでの撮り比べもした方がよいのだろうが、今日の所は試写という点だけに絞り込んだ。
実際に撮ってみて思った事は…ストラップなしだと不安だという事。
とにかくE-PM2が小さく、手の中に収まっているとは言ったものの、持ちにくい感覚があり、E-M1と違って非常に不安感に苛まれるという事である。
そしてその持ちにくさを自分なりに考えてみると、E-PM2にはE-M1のようなグリップがない事が原因であり、そしてそのグリップがない事をより強く感じる原因が“背面液晶で被写体を確認している”という事実に基づいている事に気がついた。
E-M1で撮影している時はグリップがある事で持ちやすいのに加えて、カメラをぐっと顔付近まで持って行って“ファインダーで被写体を捉えている”事で、カメラを構えた時に自然に構えやすいという状況が撮りやすさに繋がっている…と考えられる。
うーん…やはりEVFを外付けで取付けるしかないのかもしれない。
テキトーに撮ってもイイ感じ
まぁ、そんな撮りにくさを感じつつも、今日という天候の中で、実際に撮ってみた。
撮影は勤め先の駐車場のすぐ脇という、ロケーションも何もあったもんではないが、黄色い色彩が特徴的だったため、ちょっと撮ってみた。ちなみに画像クリックで実寸撮って出しJPEGが別窓で表示される。
レンズは先程書いたようにLEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH.で、F3.5、1/500秒、ISO200という設定である。
何も考えずにPモードでそのまま撮っただけの一枚だが、描写はクッキリしているのではないかと思う。
E-PM2とは言えオリンパスのm4/3
撮影被写体がコレぐらいしか思い浮かばなかったので、同じものを撮り続けたのはご容赦戴きたいが続いてはコレ。撮ってみて解る事だが、E-PM2はPEN miniとは言ったものの中身は紛れもないPENであり、その画質には差がない。この画像はF3.5、1/400秒、ISO200という設定。パッと撮影しつつ、さらに寄ってみる。F4.0、1/640秒、ISO200という設定。
背面液晶で撮影となると、ちょっと風が出てきたりすると一気に撮りづらい感じがする。…いや、そう感じるのは私だけかも知れないが。ラストはコレ。F3.5、1/400秒、ISO200という設定。
折角のF1.4のレンズなので、開放で撮ってみるのもよかったのだが、太陽がちょっと顔を出したりすると流石に明るすぎる。
ラストの写真は、ピントが中心の花の上の部分に合っているのだが、ちょっと突き出た花の下の部分はもうピントがズレ始めている。こんなに被写界深度が浅かったのか? と改めて感じた。
もっといろいろ撮らなければ…
今回の撮影は、撮影時間わずか5分という短いものでしかなく、しかも選んだ被写体が一つという、何の為の撮影なのか? と思いたくなるような結果でしかなかったが、これも限られた中での撮影だったので、致し方ない所である。
今回の撮影で、E-PM2の方向性や欲しいもの、必要なモノが大体見えてきた。
E-PM2は、紛れもなくオリンパスのPENシリーズであり、その画質は廉価したものではない、という事。それだけにちゃんとした状況で撮影すれば、驚くべき画質の写真が得られる事が解った。正直、私としてもこんなに本格的なのかと改めて知った。
また、撮影スタイルとしてファインダーがない事が私の撮りづらさをより深刻化している事もわかった。できるなら、外付けの電子ファインダーを今後考えていきたい。
そしてストラップ。安心感をまず得るには必要不可欠だという事を改めて感じた。これはもう注文しているから、今は納品されるのを待つしかない。
それと…もっと手軽に撮るにはレンズ部が小さい方が良いという事もなんとなくわかった。パンケーキレンズがもてはやされる理由が明確に見えた。
LUMIX G 20mm F1.7辺りが手の届く一番よいパンケーキレンズかもしれないので、欲しいものとしての候補にしたい。
まぁ…ちゃんと撮ろうとしたらまずは電子ファインダーかな?
オリンパスのVF-4を買おうとすれば…今回買ったE-PM2本体よりも高額になってしまうな(爆)
さて、どうしたものか…。
おー、流石はパナライカ25mmですね、解像度がハンパないのが一目でわかる。
ボケも素直で綺麗だし、光の当たった草なんかは二線ボケし易いけど、滑らかにボケてうるさくないし。
シャープさとボケが両立してるんで、凄い立体的な絵になってますなー。
素子がE-M5と同じで、それ以外がE-PL5と同等だって話だし、画質の良さは評価されてる機種みたいですね。
十分な画質だと思います。
プロの人が、ボディとレンズにかける金額は3:7か2:8位にしろって書いてある記事を見たことあるけど、ヤッパリレンズが良いとボディのスペックが低くても十分良い写真が撮れますね。
私も夕方に自宅の花を撮ったんですが、ローアングルなんでチルト使って液晶でピント確認しました。
ネックストラップをピンと伸ばして安定させたんでなんとかなりましたが、ファインダーにつけた顔の視点が無い分不安定に。
私もファインダーが欲しくなる派なんで、なかなか難しいですね。
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やっぱレンズの良さで良く写ってるって所ですか。
E-PM2は画像処理エンジンもTruePIC VIですから、E-PL6と比較してもWi-Fiを搭載していない、背面液晶がチルトしない、というぐらいの差しかないのです。なので写りそのものはとても良好だという事はわかっていたんですが、写真を見る限り、2ndカメラとしては十二分な性能だと感じています。
ちゃんと撮る時にはE-M1を使えばよいのですから、今回の選択は正しかった、という事なのでしょうね。
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E-PM2に外付けファインダーを接続する場合、VF1~4どれでも使えるみたいですね。
VF-4はE-M1と同じファインダーなんで高性能だけど、アイセンサーでの液晶とファインダーの自動切り替えには対応してないみたいですね。
あと、結構出っ張るのでかさばりそうw
サブ機と割り切ってVF-2辺りで…と思ったら、値段が大差なかった。
あぁ…高精細高倍率のファインダー、いいなぁ…欲しいなぁ…
(E-M10はアクセサリーポートが無いので非対応)
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E-PM2を落札する際、VF-4が使える事を確認した上で落札しました。
VF-4で有効にならないのは、ファインダーと背面液晶の自動切り替えだけなので、実際にはVF-4のEVFとしての機能は全て使う事ができるので、必要あらばVF-4を投入すれば良いな、と考えていました。
VF-4はチルト可能なので、ローアングル撮影時にも対応できるので、ひょっとしたら今一番必要なアクセサリーかもしれません。
20mmのパンケーキとどちらを優先するか悩みますね…。
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ボディある。
レンズも折り紙付きのがある。
ストラップも注文済み。
ここまで来たら、スナップ等には十分なカメラな訳だし、EVFやレンズを買い足さずに使って慣れるってのも良いと思います。
2ndカメラに金を投入するよりも、メインのE-M1のレンズを拡充する方に回した方が良さげな感じがします。
ここまでは一般論として書いてます。
ここからは個人的な感想。
良いぞ!
もっと突っ込むんだ!(爆)
冗談は半分にして、色々とコーディネートしたり使い易くしたりするのは、日常的に使う道具だから重要ですね。
私も3台持ち…フィルムカメラを含めたら4~5台持ちなので、気持ちは痛いほど分かります。
特にカメラの機能に直結する部分は使い易くしたいですよね。
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E-PM2にこれ以上の投資をするかどうか? という事については、実は私も悩んでいる所です。
もともと2ndカメラの必要性を感じたのは、手持ちの25mm F1.4の活用を考えての話なので、ここでレンズを増やすのは本末転倒…とも言えます。
EVFは欲しいは欲しいですが、端的に言えば撮影スタイルを固定したいが故に欲しいという事なので、ぶれないよう固定できるようなら絶対必須とも思っていません。
つまり、今必要かな? と思っているものは両方とも実に微妙なアイテムという事になります。
逆に、あった方が絶対的に良いと思っているのがボディケースです。
カメラ自体が小さいという事と、出し入れが多いという事を考えれば、運用上ボディケースがもっとも有効に使えるアイテムだったりします。
なので今投資するならまずボディケースかもしれません。
まぁ…私の欲望がとち狂って、気がついたら20mm F1.7のレンズを手にしていたとか、EVFをポチってたとか、そういう事がない限りは今はボディケースに注力すべきでしょうね。
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