通常版で倍率34倍、デジタルエディションで倍率74倍とか、もう当たらない事が当たり前みたいな倍率だろ?
まだ時間はある
先日、私もヨドバシ.comで予約したPS5だが、今日の段階で通常版で倍率34倍、デジタルエディションで倍率74倍にまで倍率が跳ね上がっているらしい。
ヨドバシ.comの予約〆切りは23日の9時59分までなので、まだ夜間通して半日ほど余裕があるので、まだこの先倍率は上がる可能性がある。
他ECサイトでも軒並み予約数は伸び続けているものと思われるが、おそらくこの中には転売ヤーも多数含まれている事は間違いない。
米国では、SIEが予約で初動でミスをした、なんて報道もあったが、日本ではそれ以前の問題として絶対数が足りない状況ではないかと予想できる。
おそらく、台湾TSMCの生産能力を明らかに超えた生産数で、その他の部品含めて初動で売る為の数が足りないのではないかと予想する。
とりあえず、ヤマダ電機の予約は本日23時59分までとの事なので、どうしても当選確率を上げたい人は、いろんな手段を講じて入手に動いた方が良いだろう。
…私は、どうしましょうかね?
意外な結果
実は米国でも予約はXbox Series XよりもPS5の方が好調らしい。
情報の出所がハッキリしないので、私も明言する事はできないのだが、情報サイトをいくつか回っていて、このような情報を小耳に挟んだ
以前のBlog記事にも書いたが、性能はどう考えてもXbox Series Xの方が上である。ただ、プラットフォームの強みであるとか、ユーザー体験などを考えると、PS5の方が魅力的に見えるという事実もある。おそらくPS5の予約の方が好評なのは、そうしたユーザーにささる何かに違いがあったからだろうと思う。
今回、私はSIEが上手いなぁ、と思ったのは、通常版とデジタルエディションの分け方である。
ディスクレスで良い場合は、100ドル(10,000円)安い価格で通常版と同等性能の本体が買えるという設定は、実に見事と思った。実際にはデジタルエディションの方が原価率は悪いのではないかと予想するが、Microsoftは性能差をつけてまで廉価版を出したが、ユーザーが望んでいたのはそうした廉価版ではなく、不要なものを取り払ってコストダウンしたモデルだったという事だろうと思う。
実際、SIEはソフトのダウンロード版が全体の55%近くにまで来ている事を以前に言っていたが、おそらくユーザー側もディスクレスで扱う方向に進んでいる状態なのだろうと思う。
そうなると、確かに通常版は、ディスクドライブがメカニカルである以上、単に故障する箇所が多いだけのモデルという事になる。
この辺りに、SIEに先見の明があったのではないかと考える。
問題はその大きさ
ただ、私は今回のPS5において、致し方ない事とは言え、残念な部分も感じている。
それが筐体の大きさである。
おそらく、歴代最大の筐体サイズで、ライバルであるXbox Series Xよりも大きいのではないかと思われる。
とにかく場所を取るのは事実で、大きいと言われていたPS3の初期モデルよりも大きい。
まさにデスクトップPCのスリム筐体並の大きさだという事である。
という事は、HPなどのスリム筐体にPS5のハードウェアを移植したら、そのまま入るのではないかという事である。排熱が上手くいかないようなら、そういう手段で冷却を考えても良いのかも知れない。
場合によっては、発売一年後くらいに、よりコンパクトなモデルが登場する可能性もある。
また、今回のPS5にもPS4 Proのようなモデルが登場しないとも限らない。
PS5の入手を急ぐ必要が無い人は、それら後発モデルの登場を待つ、と言う手もあるのではないかと思う。
ただ、後発モデルを待てない人の方が圧倒的に多いだろうとも予想する。
SIEには、早々の内に生産状況の改善を実施していただき、潤沢に手に入るようにしてもらいたいものである。