酒飲みがいないので、オンライン飲み会とはいわないが。
オンラインでオフ会
毎回、夏と年末に知人とオフ会などというものをやっているが、今年は状況が状況なのでオフ会は一度も実施されていない。そんな中、じゃあどうする? という話が出たので、オンラインでやるか? と予想できる範囲で話が纏まり、結局、オンライン飲み会ならぬオン会をする事になった。
世間的にはZOOMなどがそのツールとして使われる事が多いのだろうから、さすがに40分制限は厳しいという事から、ZOOMという選択肢は出たものの、行き着いた答えはGoogle Meetだった。
無料でも使用出来るが最長60分…となっているが、最終的には1時間以上も繋げていたので、ひょっとしたら主催したメンバーはGoogle Workspaceか何かのアカウントで会議室を作成していたのかもしれない。
ただGoogleアカウントさえ作ってあれば、そのアカウントでログインして会議室のURLにアクセスすれば繋がる、というお手軽さは、ZOOMのソレとよく似ているし、カメラやマイクの設定に関してもそんなに難しい事なく設定できるので、非常に便利である事は確認できた。
こうしたオンラインミーティングの設定に関しては、集まるメンバー全てがある程度のIT知識があるので、困る事なく全員が接続できた。そういう意味ではオフ会だろうからオン会だろうが、このメンバーなら何ら問題無く集まれる事はわかっていた事だが、それでも映像付きで全員が一同に会すると、今の技術は相当に進んだな、という実感が出てくる。
VTuberもどき
こういうオンラインミーティングの際に、Webカメラ…というかカメラとして映像をPCに入力できるものがあり、そしてマイクとして音を入力できる環境があると、それらを代替する機能を持つものでオンラインミーティングのカメラやマイクとして設定をすると「ああ、VTuberになるのか」という事に気づいた。
そこで、今回のオン会の時、私もFaceRigを立上げ、それでオン会のカメラとして使ってみた。
見えている相手側からは、たしかに私の動きをトレースした二次元キャラが見えているようで、技術的にはこれで配信している状況と同じだという事を確認する事ができた。
残念ながら、VT-4(ハードウェアのボイスチェンジャー)は接続していなかったのだが、VT-4も一緒に接続して声を変えれば、まさにVTuberと同じ仕様と言える。
そう思うと、案外VTuberも簡単にできるな、と(爆)
流石にテレワークでコレやると怒られるだろうが'(ぉぃw)、オンライン飲み会とかオン会とかならアリかもしれない。
その時の負荷は?
で、気になったのは、FaceRigとGoogle Meetを併用した時のCPU負荷を確認したのだが…5人接続時でCPU使用率がほぼ30%程度だった。
ゲーム実況などでVTuberを表示させながらPCゲームを起動して配信までやるとなると、それなりの高性能CPUが必要になるが、FaceRigとGoogle Meetだけなら30%という事なので、私のCore i7-8700Kという環境よりも性能が下回っていても実現は可能だろう。
というか、環境を構築するソフトウェアの最適化が進んできているので、以前ほど負荷がかからない…そんな感じではないかと思う。
ここにきて、ようやくそうしたソフトウェア側の最適化が進んだのは、まさしくテレワーク需要の影響なのかもしれない。
ただ、いろんな事を合せてやろうとすれば、マルチコア化が進んだ最近のCPUをチョイスする必要があるのもまた事実。
やはりメインPCの構築は検討した方がいいのかもしれない、と改めて思った。
それと、画像を他のものと差し替えるFaceRigのようなものはソフトウェアなので導入しやすい事情もあるかもしれないが、個人的にはVT-4のようなボイスチェンジャーの方が面白い効果が得られそうと思っている。
あと効果音を割り当てたパッドデバイスなんかも、オンラインミーティングでは面白い効果が出そう。…これもテレワークでやったら怒られるな(爆)
というわけで、いろんな機材と合せる事でこうしたオンラインミーティングももっと変化を付けられるような気がしていろいろ模索してみたくなった。
今度やる時は、もう少しいろんな事が出来るよう考えてみたい。