いつものパターンとわかっていても、このコロナ禍だととても面倒な事に。
強烈な寒気
またである。
今日の朝、強烈な寒気に襲われて目が覚めた。こういう時、私の中では一つの可能性を考えるようになっている。
それは「また蜂窩織炎の症状か…」という事である。
蜂窩織炎の説明としてはWikipediaを見てもらいたいが、皮膚の感染症であり、特定部位が赤く腫れ、人によって全身で発熱、震え、悪寒があり、抗菌薬によって治療するのが一般的な病気である。
私は状況によりけりではあるが、1年に数回、この状態になる。根本的な治療としては入院して静脈注射で抗菌薬を投与し、数日間安静にする、という事が必要と言われているのだが、入院という敷居の高さから、経口薬で治療するケースも多い。
私の場合も、今まで入院を何度か勧められてはいるのだが、基本的には経口薬で治療してきた。ただ、時にはそれだけでは不十分として、毎日点滴に通院するという手段を執った事もある。
そんな蜂窩織炎の前兆とも言える寒気があったので心の中では「ヤバイ」と思ったのだが、仕事に行く準備をしているウチに寒気が収まってきたので、とりあえず出勤する事にした。
だが、勤務が始まって1時間ほどでまた寒気が戻り、次第にじっとしていられなくなった。
そこで断りを入れてその日は1時間半の勤務で早退する事に。
自宅に着く頃に熱がバンバン上がってきて、38.5度程度にまで上昇。まさに予想通りである。
で、そのまま病院の発熱外来へ電話した。
PCR検査不要?
病院の発熱外来で私の病歴などを確認していただき、現在の生活状況などの確認をしたところ、コロナではないだろう、という判断から、結局PCR検査は不要とされた。
で、診察に関しても午後の受付で通常の入口から入ってきて欲しいと言われた。
正直「え?」と思った。何故なら病院は入口のところで検温をするのだから、今の私のように発熱状態だと入る事ができないからだ。なので、これは通常の入り方ではダメだな、と思い、午後に病院に行った際には検温する前に受付の人に事情を説明して中に入れて貰った。
で、いざ診察科の問診を書いている時に検温したところ、何と熱が39.8度になっていた。
流石に自分でもびっくりしたし、身体がふらついていたのはこれが原因かとも思ったが、ここに来てイキナリ病院側の対応が変わった。
本来、昨今のコロナ禍の状況から発熱している状態で院内に入っていけないらしく(そりゃそうだ)大問題と化したのである。
…言われた通りにして正面から入ってきたんだけど(-_-;)
その後、一番近い出口から外に出るように言われ、病院の裏口から救急診察室に向かうように言われ、そこで受診はしてくれた。
だが…結構やっつけな診察と思えるような対応である。何しろ、PCR検査をしていないので、コロナでないと100%言えないので、検査等が一切できないのである。
過去の病歴と対応を確認して、抗生剤を処方して終わり。
そんな対応である。
こんな事になるなら、私としては最初からPCR検査をして欲しかったのだが、必要ないと判断された挙げ句、この対応である。
正直、納得できるものではない。
熱、下がらず
その後、自宅に戻り処方された薬を飲み、身体を休めるも、発熱そのものは大きな変化を見せることはなかった。
全く効いていない、というわけではないのだろうが、熱そのものが大幅に下がる事はなかった。
後は夜から明日の朝にかけて熱がどれだけ下がるのか?
そこに期待をして寝る事にする。
…正直、薬を飲んだ直後くらいから解熱する事を期待していたのだが。
とにかく、蜂窩織炎の根本的治療というのは、その人の体質等もあって根絶が難しい。
ストレスによるバリア効果の低下が原因という事もあるので、場合によっては今後人生の中で付き合っていく病気、と言えるかも知れない。
時期が時期だけに御辛いでしょうが、無事診察を受けられたようで安心しました。
無事快方に向かうよう遠くからお祈り申し上げます。
返信
お言葉、ありがとうございます。
昨今、熱があるというだけでコロナを疑わねばならない状況となった事で、気軽に病院に行くこともできない状況です。
そもそも人間は身体の防衛機能として発熱するので、不調となればまず発熱するのが当たり前。だからほぼ全ての病状に影響が出る事態となっています。
もっと端的かつ簡単にコロナか否かを見極める方法が確立すれば良いのですが…。
何はともあれ、今回の発熱はまだまだ時間はかかりそうです。
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