日立製からBrownへ
消耗品がない
毎朝、面倒くさいのだが、ひげそりの為に電気シェーバーを使っている。
今使っている者は、2年以上前に購入した日立製のもので、今まで替刃を2回ほど交換して使っている。
今回、使っていて切れ味悪くなったなぁ、と感じたので、替刃を購入しようと、対応する型番をAmazonなどネットショップで検索をかけて調べたのだが、どこを調べても対象製品が出てこないという事態に。
いつもなら、型番検索ですぐに出てくるのだが、対象製品は全くヒットせず、ヒットした製品は類似製品ばかり。
これは流石にオカシイと思い、いろいろ調べて見たのだが、どうも公式的に既に対象の消耗品は生産中止となっていて、新しい型番製品のものに置き換わっているという状態だった。
3年目に突入した製品というレベルだったので、まだ消耗品がなくなるとは一切考えていなかったのだが、新製品はデザインが完全に変わってしまっていて、消耗品の互換性もなくなっているようで、替刃は全く買えそうな感じではなかった。
こういうものは、案外フリーマーケットやオークションといったところで溜め込んで購入していた人が出品しているケースもあるので、そこでも製品検索してみたが、そういった所でも既に売り切ればかり。打つ手無し、というのが正直な感想である。
こうなると、今の製品を使い続ける事の方が無理になる。
バッテリーはまだ使えそうな感じではあったが、スマホだって3年目になるとバッテリーに不安を覚えるような状態になるので、この際、製品そのものを買い替える事にした。
Brownの新シリーズ
で、どの製品を購入するか随分と悩んだのだが、選ぶにあたって、一つ私はルールを設けた。
まず価格として、本体価格は15,000円以下である事。
そしてもう一つは本体と一緒に替刃を1セット購入する事。
最後は、この2つの条件で合計金額が20,000円以下になる事。
これだけである。
お買い得品を買えば、本体と替刃で15,000円以下にする事もできるはずだが、その場合は本体のランクが一番下という感じになるので、そこら辺は購入製品次第で検討する。
大凡、安売りとかしがちなメーカーは、Brown、日立などが多いので、自然、そうしたメーカーに依存する事が多くなる。今回も選択肢としてはBrownと日立が圧倒的に多い印象だった。
で、結局購入したのは、Brownの新シリーズ7で、本体価格で12,000円台のもの。
これに替刃が5,000円弱といった感じである。
一応条件内の買い物である。
それをAmazon.co.jpで注文し購入したのだが、製品が手元に来てから今回の買い物の一部で失敗した事に気づいた。
というか、イマドキのシェーバーの事を考えたら、選択肢としては浅はかだった、言わざるを得ない買い方をしたのである。
お手入れと洗浄
電気シェーバーは使用上、どうしても手入れと清掃が必須である。
頻度はその人の使い方次第ではあるが、清掃は特に手抜きにする事はあまりできない。
そして、その清掃においても、一定の清潔度を保っておかないと、自分にしっぺ返しがくる。そうした観点から、この清掃のしやすさや手入れのしやすさなどを考慮し、使って行く上でそれらを如何にして楽にするかを考えねばならない。
最近の電気シェーバーは、アルコール洗浄ができるユニットを付けたものなどがあり、それによってシェーバー自身の潤滑を補ったりしている。
これをやらないと、替刃の耐久力に問題が出たりするのだが、Brownはアルコール洗浄機がセットになった製品を発売していて、洗浄液を追加で消耗する事にはなるが、こうしたメンテナンスを楽にできる製品が存在する。
で、Amazon.co.jpで同じ新シリーズ7のその洗浄機がセットになった製品が17,000円弱で販売されていた。もしこれを購入していたなら、追加費用5,000円以内で洗浄機を購入するコトができた。
しかもこの洗浄機、充電機能ももっていて、洗浄機にシェーバーをセットすれば、洗浄と充電ができる。
だが、洗浄機が付いていない製品を購入すると、充電スタンドも付いていないものになり、洗浄も自分での水洗いになる。ある意味、洗浄液という固定費を使わなくても良い分、手間だけは結構増えるスタイルになる。
で、いろいろと考えた。
これ、洗浄液という消耗品を使ったとしても、洗浄機を使ってメンテした方が、人体的にも衛生的で、清掃も楽ではないのか? と。
私は洗浄機が付かない製品を注文したので、洗浄機だけを追加で後から購入すれば、アルコール洗浄可能な状態にできるのだが、色々調べてみると、この洗浄機、単体でほぼ売っていないのである。
いや、正確に言えば、Brownの公式オンラインショップだと7,000円(税別)で購入する事はできるのだが、そこでしかほぼ購入できないのである。
結局3,000円ほど無駄に
で、いろいろと悩んだ結果、追加で洗浄機を購入するコトにした。
条件として20,000円以内という縛りを設けたが、これが逆効果に働いた。
洗浄機だけを公式オンラインショップで購入したコトで、最初から洗浄機が付いた製品を購入した時より3,000円ほど多く支払う結果に。
何とも残念な結果である。
とりあえず、まだ追加購入の洗浄機は手元に届いていないが、今後はアルコール洗浄をしながら使う事に移行したい。今までは水洗いだけだった事を考えると、より衛生面でコストをかけた、という事になる。
ただ、この追加コストを欠けたとしても、メンテナンスはずっと楽になるし、衛生面で優れるので、あとはどの程度の洗浄間隔にするかで、1ヶ月あたりの追加コストがいくらになるかが決まってくる。
アルコールカートリッジは1個あたり550円程度。これで1~1.5ヶ月程度使えるという事なので、最初にある程度まとめ買いする事で、コストをさらに下げていけるかが決まってくる。
ただ、私としてはこのような追加製品を購入したとしても、これを含めて製品寿命は2年くらいだろうな、と踏んでいる。
結局、デザインが変更になったりすると、こうした周辺製品も買い替えになる可能性があるので、2年以上先の様子はわからない。
なので、最大2年という枠で考え、そこで最終的にランニングコストがどれぐらいになるかを見て考えていく事にしようと思っている。
家電メーカーも新型を投入して買い替えを促進する事で売上を得ていると考えれば、長年使えていける事の方が珍しいのかもしれない。
次の買い替えタイミングが2年以上先になる事を祈りつつ、消耗品の入手性と消耗頻度を見ながら使っていきたいと思う。