ダイソーで購入したCOB LEDライトが超便利。
1個330円の小型LEDライト
私は自作PCなどのパーツ交換などをする場合、その時間帯は結構夜の時間帯だったりする事が多い。
理由は昼間は働いているから、というのもあるし、たとえ土日であっても、母の介護でいろいろと忙しかったりするので、自分の時間を採ろうと思うと、どうしても夜という事が多いのである。
また、自宅はそれほど広いわけではないので、荷物持ちの私からすると、作業スペースを確保する事は至難の業である。
母が要介護者になる前であれば、居間に多少はスペースを確保する事はできたが、今ではそこには母の介護ベッドが居座っているので、ホントに場所がないのである。
だから自作PCの作業スペースは、場合によってはベッドの上を利用したりする事が多く、ましてパーツの交換だけ、なんて時には、PCの側面カバーを開けて、そのままそこで作業する、なんて事がある。
時間は夜で側面カバーを外して作業…となると、PC内部は暗くてよくわからないという事が多々有り、今まではスマホのライトを使って照らし、パーツ交換したりしていた。
しかし、スマホのライトで照らすといっても、案外と手元が影になったり、或いはスマホをPCケースの内部に入れて照らしても思ったように明るくならなかったりと、上手くいかない事も多々ある。
正直、見えないなぁ、と手探りでやったりする事もあるので、実はあまり宜しくない環境で作業しているのが実情だった。
で、ある時、ダイソーの商品を見ていたとき、ふとオモシロいものがある事に気づいた。
それがCOB LEDライトという、幅45mm×高さ65mm×厚み21mmぐらいの小さなLEDライトである。
電池式ではなく、USB Type-Cでの充電で使えるもので、裏面に磁石が付いている事から、スチール製などのPCケースならくっつけて照らす事もできるものである。
これを初めて見た時「コレだっ!」と天啓が下りてきたと言っても過言ではない閃きがあったのだ。
で、早速それを3個買ってみた。
三脚ネジ穴もある
本体はプラ製なのでそんなに頑丈ではないのだが、カラビナも付いていて、さらに立てた時のスタンドも付いている。また立てた時の底面に三脚ネジ穴までついているので、小型のカメラ三脚などがあれば、それを使って安定設置する事もできる。
そんな置き場所に困らないCOB LEDライトだが、その明るさは最大250ルーメンであり、しかも灯りは周囲に拡散するタイプである。
右側面にはUSB Type-Cの端子が付いていて、ゴムの蓋で閉じられていて充電はここから行う。左側面がスイッチで、1度押すと強モード(180ルーメン)、2度押すと弱モード(65ルーメン)で光り、3度押すとおそらく65ルーメンで点滅する。これらのどのモードでもよいので、長押しすると、最大250ルーメンで光るブーストモードになる。
ハッキリいって、180ルーメンでも近くならかなり明るく感じられ、PC内部を照らす分には十分な明るさである。
大きさが小さいので、いろんなところに配置する事ができるので、PCケース内部に置いて明るくしたり、或いは隙間に入れて光らせれば、その隙間を結構奥まで明るくしたりする事もできる。
光が拡散するからこそ、周囲を明るくすることができるので、いろんな使い方ができるのがとても便利である。
使い捨てではあるが
このCOB LEDライトは、バッテリーの交換もできないし、LEDの交換もできないので、壊れたりすれば廃棄するしかない。ただ、価格が330円(税込)なので、使い捨てとしても影響の出る価格でもないので、そこら辺は割り切るしかない。
一応カタログスペックとしては、充放電は500回で充電時間は約1.2時間なので、使える寿命そのものはそんなに長いという感じではないと思われるが、おそらく使ってみればもっと長い感じになるのではないかと思われる。
何より、安く使い勝手がよいので、何か作業的に明るさが欲しい時にポンと準備して使えるのがこの製品の最大の魅力ではなかろうか。
ダイソーの電気、電球、懐中電灯といった製品があるところに置かれている製品なので、気になる人は探してみると良いだろう。
類似品にヘッドライトもあるので、頭に固定して使いたい人はそちらでもよいかもしれない。
遠くを照らす事ができる製品ではないので、その用途だと本製品は合わないとは思う。
また災害用としても使い勝手が悪いだろう。そもそもバッテリー容量が小さすぎる。あくまでも一時的作業する為の灯り、として使用するものである。
こういうのが330円というのも、日本の100円均一のレベルの高さの証明みたいなものである(照明だけに…)。
※本格的に使いたいなら以下のようなものか、もう少し上級なものがオススメである。