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Category: アニメ

旧作を振り返る

五等分の花嫁を見た勢いで、過去のビデオを見まくる事にした。

Stand Alone Complex

五等分の花嫁のマンガとアニメを併走して見始め、大方見てしまったので、他の作品にも手を広げようと、今いろいろな作品を見始めている。
SPY FAMILY、パリピ孔明なども見ているのだが、これらは現在進行形のものなので、一気見するにはまだコンテンツとして小さいので、過去作に対象を広げた。
まだ見ていない作品も多い中で、手当たり次第どの作品でも良いので見てみよう、と最初は考えるのだが、多くの作品で続けてみてみようと思える事が余りない事に気づく。
これは面白くない、という事ではなく、自分に合わない、という事だと思う。
なので、続けてハマり込んで観るという作品になかなか出会えない中で、ふと目にしたのが2002年10月に放送された、攻殻機動隊Stand Alone Complexだった。
今でも面白いと言える名作もう20年も前の作品なんだな、と今改めて思うとスゴイ作品だと感じると共に、懐かしいと思いながら見始めると、中々にして止まらない作品で、自分の趣味嗜好にあっているのだろうなと感じた。
というわけで、再び攻殻機動隊Stand Alone Complexを今、少しずつ見返している。

並列化する情報と個人

攻殻機動隊の世界では、脳を電脳化し、ネットワークに人の意思を接続する事ができる時代を描いているのだが、その物語中の時代年数は2030年など、もう現実の世界では10年先の話という背景になっている。
流石にあと10年で現実の世界が電脳社会になるとは思えないので、実際にはあり得ない世界の話になるわけだが、この攻殻機動隊という作品を平成生まれの人にもぜひ観てもらいたい、と思ってしまう程に、この作品の世界観、設定、構成などは絶品だと思っている。
たしかに設定など、メカやネットワーク、電子的な情報など専門分野でないとよく分からないような情報も多いのだが、そうした難しい設定の先に、この作品の奥の深さがあり、情報を共有する社会の中での個人の在り方、という実に今の社会でいうところの、SNSで繋がる人達とその中にいる個人の問題を物語という、同じような状況を核として捉えている辺り、本当に2002年の作品なのか? と今現在の社会問題が予見されているのではないかとさえ思えるところに、この作品の本当の意味での凄さを感じずにはいられない。
もっとも、攻殻機動隊はもっと違うところにも物語の核となる部分があり、AIの中からゴースト(人のみがもつ意思)が生まれるのか、等の部分に焦点を当てているところもあり、複数の人々が繋がる電脳(ネットワーク)の海の中から、意識が発現する可能性を追求するという側面もある。
難しい事をテーマにしているのは事実だが、一度観て欲しい。
おそらく、Stand Alone Complexだけでなく、その続編となるS.A.C. 2nd GIGも観たくなる事、間違いなしである。

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五等分の花嫁

今更ながらコミックスを全巻制覇。

人気作なのは知っていたが

五等分の花嫁、という講談社「週間少年マガジン」に2017年から2020年まで連載されていた作品を読んだ。全122話との事だが、2022年25号に読み切りが掲載され、現在は122+1話と数えられているそうだが、ちょうど先月から劇場版も公開された事で、よく名前を聞く作品ではないかと思う。
五等分の花嫁、人気作なのもわかるちょっと前から気になってはいた作品だったのだが、私自身、人気作に飛びついてまで読む、という事をしないタチなので、今までなかなか読む機会がなかった。
読んだのは単行本14冊で、イマドキ風にKindleの電子書籍版である。フルカラー版も存在しているようだが、作者である春場ねぎ氏の作風はスクリーントーン(今はそう言わないかも知れないが)を巧みに使っているように見えたので、あえてフルカラー版は購入しなかった。
実はこの作品に関して、私の場合、周辺の人からアニメ版の話ばかりを聞いていて、存在はそちらから知ったというのが大きい。
なので、とにかく超豪華声優の作品だ、という認識がまずあって、それだけの予算をつぎ込める作品なんだな、と最初から大作である事を知った上での購読である。
ちなみに、同時にアニメも見ている。
ちょうどAmazon Prime Videoで、第一期と第二期が視聴可能になっていて、アニメを最初に見て、実際にアニメは原作と同じように作られているのか、という確認を込めてコミックスを読み始めた。
ほぼ同じ作りだという事は理解したが、細かい部分で情報省略があったりと、適度にシェイプアップされていて、アニメは実に見やすいと感じた。
…コチラの方がオススメかもしれない。

結論が出たラブコメ

で、本作を見ていない人のために、中身に関して深掘りするつもりはないのだが、一つ明確にしておきたい事がある。
それは、ラブコメという三角関係やそれ以上の関係となるジャンルの割に、結論が出た(出てしまっている)作品だったという事である。
…正確に言えば結論は最初に出ていて、そこに至るまでが語られているのだが、この時には結ばれる相手が正確に誰なのかまでは語られていないので、一種の謎解きのように見せかけている体でもある。
そして通常、ラブコメの王道は、時間に閉鎖的になり、終わりの見えない状況で終わる事が多い。
どういう事かというと、登場人物たちの三角関係は終わったように見せかけて終わっておらず、最終的な結論を見ずにその後の展開がいろいろあるであろう事を示唆して終劇を迎える事が多い、という事である。
だが、本作は完全に結婚という形で幕を閉じる事が最初から語られていて、ヒロインが一卵性の五姉妹という、だれが結ばれても不思議ではない状況でありながら、その中にあって一つの結論を最初から魅せているという、実に変わった作風となっている。
正直、これにはちょっと驚いたし、作者として結論へと導くのはかなりしんどい作りだったのではないかと思う。
いや、プロットが最初からちゃんと作られていれば、そうでもない話なのかもしれないが、こういった作品はキャラクターに個性が芽生えた瞬間からキャラクターが一人歩きしていく事が多々有り、五姉妹という、5人それぞれに明確な個性を持たせないとキャラ立ちしない中にあって、よく勝手に動き出す部分を制御したな、と思ったわけである。
しかも…本作は最初の間、単行本にして1巻目の終わりぐらいまでは、ラブコメの要素が限りなく薄い(あるにはあるが非常に薄い)。いや、要素としては持ち合わせているのかも知れないが、どこをどうするとキャラ同士の関係が良くなるのか、という方向が2人を除いて見えにくいのである。
これで、最後には完全なラブコメ要素を結論を見せているのだから、作り方としては上手いなぁ、と思ってしまった。
いや、多分いろんな人に指摘される部分はあるかもしれないし、そもそも世の中のコンテンツでそういった批判的指摘を受けない作品というのは存在しないのだが、その中にあって私としては感心した作品である。

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Fire TV 4K Maxが大活躍

母親の入院がほぼ一ヶ月になると確定した。テレビはもう地上波を映していない。

Amazon Prime

当Blogの3月1日の記事に、ウチの母親が入院したという記事を書いた。
この時、テレビをホントに観なくなり、テレビはもっぱらFire TV 4K MaxでAmazon Primeの動画ばかりを見ていると書いた。
その後、2週間が経過したわけだが、状況は全くもってその通りで、最近は地上波はほぼ映していない。
ロシアとウクライナの世界情勢とかも気になるのは気になるのだが、そういった情報は基本的にネットニュースで見ているので、改めてテレビで視る必要が無い。また、テレビで最近は主力と言っても良いコンテンツであるバラエティは、というと、コロナ禍でネタが尽きたのか、そもそも面白味に欠けている内容ばかりで、トーク番組もなんだか変わり映えのないものばかりに見えて、視る価値を見いだせないでいる。
なのでFire TV 4K Maxが予想以上に大活躍していて、今まで観ていなかった映画やアニメ番組をザーッと見始めている。
といっても、もともとテレビを長時間観るという事もあまりないので、コンテンツを洗いざらい観ているというのとはワケが違うが、今までと明らかに異なる生活が目の前にあるという状態になっている。

着せ恋

ここ最近、私の中でヒットしたのが「その着せ替え人形は恋をする」という作品。
通称「着せ恋」と呼ばれる作品で、ちょっと前から話題になっている。
そのアニメが今まさに放送されているのだが、今頃になって私の中でブームになっている。
こんなギャルは普通はいないw最近のアニメは作りが丁寧なものが多いと感じるが、この「着せ恋」も随分と丁寧だな、と思う反面、作品内作品(コレ、表現が難しいな)と言える「着せ恋」の中でのアニメ作品として扱われている「フラワープリンセス烈!!」という作品の作画が、妙にHD以前の番組として作られていて、画面サイズは4:3、画質も劣る状態で作画されているのに感心したりもする。
コスプレを話題にしている辺りも、最近の兆候の作品と感じる事ができるのだが、以前私がアニメ関係の業界にいた事も含めて、登場人物を見ているとなんだか他人事に思えないところがリアルに感じられて妙な気持ちになる。
もちろん、こういった作品に登場するキャラクターは、記号化されているところがあるので、その特徴はとても鋭角的ではあるので、リアルと思えない部分も多々ある。だが、そのバランスがとても良い感じで、見ていて不安を感じないところが良作ではないかと思う。
漫画とかアニメに最近はものすごく疎くなっていた中で、急にAmazon Primeを見たので、私自身もイマドキの流行りに乗っかってはいないのだという自覚はもちろんあるので、今更何言ってんだ、と言われれば、確かにそのとおりです、と言わざるを得ない。

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NieR、TVアニメに

あのNieR:AutomataがTVアニメ化されるという。

全世界600万本販売

ゲーム好きでNieR:Automataを知らない人はあまりいないだろうと思う。
それぐらい有名になった作品だが、正直、このNieR:Automataのその世界観は、人によってウケ方が違うと思っている。
難なく受け入れられる人もいれば、違和感というか何かズレている所を感じる人もいるだろう。
独特な世界観。NieRシリーズそのものが、そういった世界観を背景にもつシリーズである事は間違いないが、それでもNieR:Automataは全世界で600万本を販売するという、輝かしい実績を持つ作品である。
このNieR:Automataを素晴らしいゲームにしている最大のポイントは、そのキャラクターデザインの良さと、そんなキャラクターを操る上での爽快感からだろうと思う。
そしてその設定の細かさを含めた廃退的な世界観すらも、人を選ぶと言いながら受け入れられ、作品そのものが昇華したが故ではないかと思う。
実際、私もプレイしてその面白さは身にしみてわかっている。
特に3周目をはじめた時、全く異なるストーリーが始まった時には、驚きを隠せなかった。
そんなNieR:Automataも発売から5年が経過し、その5周年記念の番組が放送された。

そこで、大きな発表が最後に行われた。
遂に、NieR:Automataがアニメ化されるというのである。

制作はアニプレックス

ま、この人気なら可能性はあるな、と私は思っていた。
昨今、いろんなものがアニメ化される時代である。
ゲームでここまで長期的に売れ続けるNieR:Automataなら、アニメ化があっても不思議ではない。
NieR Replicantなどがアニメ化されるかと聞かれると、結構微妙と答えるしかないのだが、NieR:Automataなら可能性は十分にある。
理由は前述した通り。とにかくキャラクターデザインが良く、廃退的な世界観にマッチしているからである。
主人公2Bのデザインは、私も久々にみる魅力的なキャラクターだと思う。
アニメになる事で、これらがどのように表現されるのかはちょっと恐い部分はあるものの、アニプレックスがそこにどれだけ拘るかで、このアニメが成功するかが決まると思う。
ただ、現時点では公開できる情報が少ないようで、公式サイトとティザームービーのみが公開されているだけである。

NieR:Automata TV Animation Project
https://nierautomata-anime.com/

この時期になぜ情報を出したのかは謎だが、期待が大きすぎるとガッカリしてしまう可能性を考えるなら、まだ情報が特別少ない今の時期に情報公開するリスクはとても大きいように思う。
それでも公開した方が良い、と判断したのは、よほどの自信があるからか?
それとも、仕掛ける意味が別の所にあるからなのか?

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最後の手紙、封入

劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンのBlu-rayが発売された。

封入されるのは必然か

昨日、劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンのBlu-rayおよびDVDが発売された。
価格はBD特別版が12,100円、BD通常版が9,680円、DVD通常版が8,580円となっており、BD特別版にはDolby Vision&Dolby Atmos版の本編が収録されたUHD BDも付属する。
このDolby Vision&Dolby Atmos版の本編が収録されたUHD BDは、2020年9月18日に劇場公開された後、2020年11月13日から全国7ヵ所のドルビーシネマでも上映されたもので、収録映像はドルビーシネマ上映用に新たに製作された4K/Dolby Visionの高精細HDR映像と、Dolby Atmosの立体音響とされたものとなっている。
ある意味、現時点では最高峰の映像システムで作られたもの、と言っても過言ではないかしもれない。それだけに再生環境も選ぶ事になるのだが。
他にも物的特典が特別版には封入されているのだが、詳細は公式サイトで確認戴きたい。
その中でも特筆すべきが、やはりコレではないかと思う。
最後の手紙…そして最後の一行劇中で登場した“最後の手紙”である。
親切にも、オリジナルの言語のものと、翻訳されたものの2部が封入されている。
この手紙、劇中でも読み上げられるのだが、最後の一行は劇中では読まれないまま終わっているのだが、この封入された手紙にはその最後の一行も書かれているので、ぜひ読み上げて感動のラストを迎えて欲しい。

テレビでも放送される

ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、金曜ロードショーでも放送される。
放送されるのは、テレビSeriesを新たに再構成した「特別編集版」を10月29日に、劇場公開された外伝~永遠と自動手記人形~を11月5日に本編ノーカットで放送される。地上波の放送では初めての放送になる。
「特別編集版」は、第1話から第3話、第7話、第9話、第10話を中心に編集される。この第10話は神回と絶賛された回で、YouTubeでもコンビ芸人が「どちらが早く泣くか?」という動画を上げたりしているぐらいの物語である。
巷では「必ず泣ける」と評価されたヴァイオレット・エヴァーガーデンだが、私も当Blogで作品を観たという記事を書いたのだが、実の所まだテレビシリーズを全話観ていない。
ホントは全話観てしまうハズだったのだが、時間が採れずにそのままにしていたら、先に鬼滅の刃を見てしまって、順番が逆になってしまった。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンは感動物語ではあるのだが、アクション的には派手さはないので、勢いで観てしまおうという感じにならなかったのが、鬼滅の刃と順番が逆転した理由だと思っている。
名作だけど、私にとっては観るのに勢いがいる。そんな作品である。

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梶浦世界にしてやられた

鬼滅の刃を初めて観た。

時代に取り残されている私

鬼滅の刃を初めて観た。
先日テレビで特別編集版が放送されたが、それを録画していた。
人気があるという事の意味がわかった実の所、私はあまりマンガも読まないし、アニメも観ない。たしかに過去にはそれらに携わる仕事はしてきたが、その時ですらそれを専門に仕事している人の中でも、おそらくあまり観ないし読まない人だったかもしれない。
正確に言うと、観ている作品に偏りがあった、というべきか?
それよりも、それらに携わる仕事をしてきた時は、如何にしてその素材を使って話題性のある事をするか? という事に注力する事ばかり考えていた。
アニメやマンガ、ゲームを趣味にしている人から、趣味を仕事にできるのは羨ましい、という事も言われたこともあるが、趣味を仕事にして良かった、と心から言える人は、クリエイターとして結果を残せた人だけではないかとすら思う事がある。趣味は趣味だから良いのであって、それを仕事にした時から、趣味レベルで片付けられないものを背負うのである。
だから、自分の好きな事をして、結果が残せた人は最終的には生みの苦しさを味わうものの、好きな事で商売をして、それが楽しいという結果を伴った生き方を人々に示すことができるようになる。
そこに至らねば、趣味を仕事にする事など、土台無理な話である。まぁ、私の持論ではあるが。
このように考えている私なので、自分の嗜好にそぐわない作品はまず観ないし、自分からその嗜好に沿う作品を追いかける事も積極的しない事が多い。だから今まで鬼滅の刃も全く観ていなかった。
世間があれだけ話題性をアピールしていた時ですら、全く観ようとしなかった。
…のだが、流石にテレビで特別編集版が放送された、となれば、観てみようかな、という気も起きる。折角nasneも接続しているので、先日の放送を録画したワケである。
ただ…その録画もすぐに観ようという気もなかったのだが、ここに来てちょっと時間が出来たので、ようやく重い腰を上げた次第である。全くもって時代に取り残されるべくして取り残された私である。

記憶にひっかかる

早速、竈門炭治郎 立志編の最初となる「兄妹の絆」から見始める。ああ、鬼って人喰いなのか、とここで初めて知り、その世界設定などを把握したワケだが、まず「兄妹の絆」を見て思ったのは、人気が出る秘密が何となく見えてきた、という事。確かに設定も良く出来ているし、盛り上げ方、そしてその見せ方など、非常に良く出来ていると思った。編集版だから、というのもあるかも知れないが、テンポもよく、それぞれの要素として面白さがある事は端々から見て取れる。
その後「浅草編」まで観て、ちょっと記憶に引っかかるものを感じた。おそらくそれは、鬼の存在が何となく菊地秀行著作の「バンパイアハンターD」の吸血鬼の存在とよく似ているからではないかと思う。
「バンパイアハンターD」に登場する吸血鬼は、貴族と呼ばれ夜の世界を支配する、人間を捕食する絶対権力者だったが、それらは全て真祖とよばれる吸血鬼から派生した存在であり、その真祖と呼ばれる吸血鬼を他の貴族は崇めていたところがある。何となく、鬼滅の刃の鬼も鬼舞辻 無惨が他の鬼を生み出しつつも恐怖で支配しているところがあるので、全く同じではないものの、その構成などは似ているかな、と。
そう考えると、この手の作品というのは、大凡その作りは似てくるものなのかもしれない。
時代と共に作品は変われど、その内容としての記号は、同じ方向性を持っているのかも知れない。

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シン・エヴァンゲリオン劇場版

Amazon Prime Videoで配信されてたので観てみた。

良くも悪くもEva

シン・エヴァンゲリオン劇場版を観た。
劇場に観に行く事も考えたが、コロナ禍という事もあって結局は劇場に行くことはなかった。ただ、全世界に向けてAmazon Prime Videoにて配信する事となったので、それで観てみた。
結論はわかってた感じがするシン・エヴァンゲリオン劇場版に思う事はただ一つ。
ようやく、一つの結論に至ったのか、という事。
これは長い間Evaという作品と共に歩んできた者ならば、ほとんどの人が同じ事を考えるのではないかと思う。
TV版から劇場版へと新たに作り直されたEvaは、表現技法こそ新しくなり、ヴィジュアルとしては大進化を遂げたが、その訴える内容は私としては変わっていないという印象でしかない。
なので、TV版で酷評されたあの25話、26話をどのような形で決着を付けるのか?
おそらく劇場版へと作り直される事が決まった時、ほとんどの人はそこに注目したのではないかと思う。
そしてその劇場版は第3作目の「Q」で大きく内容が変化する。その変化が、新たな展開と面白さを予見させるが、結局物語は登場人物の内面への訴求という部分において変化はなかったように思う。
そしてラストとなるシン・エヴァンゲリオンにおいても、その部分に違いはない。少なくとも観る前でもそう思った。
Evaは、良くも悪くもEvaであり、その深い部分は何も変わらないのではないかと思う。

答えのない世界の終着点

Evaは、その物語の中核にユダヤ教やキリスト教のエッセンスを取り込み、世界の終末と新しく作られる新世界の構築とを一つのモチーフとして人間の内面の変化とシンクロさせた物語ではないかと私は思っている。
一人の少年の、生きづらい世界の中で他人から傷つけられる事から逃げ、自らが傷つけるかもしれない事から逃げ、自分の存在を認めてくれる人を求め、自らが必要とされる世界を求めるその生き方を表現する上で、世界の終末と新世界の構築を人の想いと重ねるという作品がEvaではないかと思う。
そう考えると、この作品には答えがなく、もしあるとしたら、それは監督である庵野秀明氏の中にしかないものである。
この解釈は、TV版のEvaが話題になった時から言われていた事であり、そして今年になってNHKで放送された「さようならエヴァンゲリオン」でも言われている。
結局は、庵野秀明という人の生きる道を模索する作品がEvaであり、生きていく上で何を受け入れ、何と戦っていくのかを表現したのがEvaである。
私は2013年に「Q」を観た時、当Blogで似たような事を書いている
一つ、当時と異なる見解があるとしたら、庵野秀明という人を取り巻く周辺環境が変わった事で、結論に行き着くまでの過程に変化が起きたという事。それでも、最終的に行き着く結論は、取り巻く環境から登場するであろうキャスティングに変化はありつつも、結局は同じ終着点へと向かっているという事である。

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ヴァイオレット・エヴァーガーデン

いつか観ようと思っていた作品をこのタイミングで…。

事件を乗り越えた作品

昨日、京都アニメーションが放火事件にあって2年が経過した。
スタジオ跡地で追悼式が行われたが、かつて私も似たような業界で働いていた事もあって、この事件はどこか他人事のように思えず、2年が経過した今でも心のどこかに引っかかってくる事件である。
そんな京都アニメーションが事件前から手がけていた作品の一つ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を実は今まで観る機会が無かった事もあって、観ていなかった。
テレビで放送した時も人気作だったが、2020年9月に公開された「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は、日本アカデミー賞の優秀アニメーション作品賞を受賞した名作でもある。
事件以降に公開日を延期こそしたが、作られた作品は事件を乗り越え作られたものだけに、この受賞は感慨深いものがある。
この事件は、まだ裁判という方向では何も進んでいないに等しく、仮に司法が法に則り解決に向けて裁かれたとしても、結果何かが変わるのかというと、おそらく変わる事はない。
それだけ大きな損失があったという事、それだけ深い傷をたくさんの人々に残したという事である。
そして、この事件にもし何かしらの変化を与えることができたとするならば、それは新たに生み出される作品が多くの人の心に響く事ではないかと思う。
そういう意味では、昨年の劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、一つの峠を越えたところに位置する作品ではないかと思う。

前情報なく観る

で、本題のヴァイオレット・エヴァーガーデンだが…実は私はこの作品に関して何も情報も持っていなかった。
原作も読んだことはなく、アニメに関しても一切、それこそプロモーションビデオですら観ていなかったのである。
いや、一つだけ情報を持っていたとしたら、主人公たるヴァイオレットの声を石川由依が担当した、という事ぐらいである。
で、折角なのでテレビ版をとりあえず観てみようという事で前情報なく観てみたのだが…これが話題作になる意味がよくわかった。
作画の良さは言うまでもない作画の良さはさすが京アニといったところで、主人公に石川由依を抜擢したのも納得であった。
というか…石川由依は人形のような役が多いように思えてならない(爆)
幼い頃から戦場に駆り出されたことで普通の感情を持つことなく成長した少女が、人々の思いを代筆する自動手記人形という仕事を行うにあたり、いろいろな人と出会う事で徐々に「心」というものを見出していく様は、どこかNieR:Automataの感情を持つことを禁止されているアンドロイド「2B」に通じるものがあり、同じ石川由依が演じているという事の共通点に因果を感じる。
作品そのものは私がどのような修飾を書き並べても、おそらく表現する事は叶わない。

観た事がない人であれば、一度観てみる事をオススメする。というか、おそらくPVを観た段階で、もっと深く知りたくなるのではないかと思う。

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エヴァを見直した

シン・エヴァンゲリオン劇場版(終劇)が初週で興行収入33億円を突破した模様。

前作は9年前

私がかつてアニメ・ゲーム・デジタルコンテンツのプロデューサーをしていた頃、既にエヴァンゲリオンは空前のヒット作として認識された作品だった。
ただ、その時にはテレビ版の話から派生した劇場版である「DEATH & REVERSE」「Air/まごころを君に」までの話の時で、それでも20話以降に新たに作り直された話を見れば、その作品の内容については納得のいくものだった(あくまでも私個人の話)。
業界でもエヴァはとにかく伝説の作品として「売れたねぇ」という話をよく聞いたが、その後「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」として改めてリメイク(リビルド(再構築)という表現が多用された)されると発表され、2007年に「序」、2009年に「破」、2012年に「Q」と3作が発表、公開され、その完結編がずっと公開待ちの状態だった。
私は「序」が公開される前にはすでに業界を去り、一人の消費者としてこの状況を見ていたわけだが、ここにきてシン・エヴァンゲリオン劇場版がいよいよ公開となり、今まさに話題をかっさらっている状態である。
いよいよ完結もちろん、私も気になってはいる。
だが、いざシン・エヴァンゲリオン劇場版です、と言われても、私は前作「Q」をどこまで覚えているのか? という疑問がついて回った。
実際…思い出してみると、具体的にはあまり思い出せない。
いや、流れはわかっている。だが、細部にわたって覚えていないのである。
特に設定がわからないと、エヴァという作品は面白さが半減するので、もし仮に私が今「シン・エヴァンゲリオン劇場版」を観るとしても、おさらいは必要だ。
というワケで、この週末は「序」「破」「Q」をAmazon Primeで見直す事にした。

確かに再構築

改めて見て思ったのは、たしかにリメイクではなくリビルドだという事。
リメイクというのは、過去の作品に対してその時系列から流れまでをほぼ踏襲し、その表現を新たにする事であるが、シン・エヴァに関して言えば既に時間軸も同じか定かではなく、流れまでもが違っている。
おそらく監督が見せたいだろうテーマそのものは変わらないにしても、そのテーマを彩る全てのものが再構築されている。最終的に20話以降で追加シーンを加えたテレビ版を観た時にも、足りなかった説明などが加えられた事で「ああ、なるほど」と思ったが、シン・エヴァに関して言えば「ああ、こう言いたかったのか」という事が少し見えてくる。
結局は主人公の内向をどのように表現するか、という事に行き着く話なので、そこにいたる経緯はいろんな表現が出来る。
そこにメカメカしい現実的な表現を加えたり、派手な戦闘で虚飾したりはしているが、この作品の根底は間違いなく精神世界であり内向である。
改めて見ると、そのあたりがハッキリと見て取れる。
世間でも言われているとおり、これはおそらく庵野秀明という監督の内向を表現したものだろう…そう思わせる。

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ガルパン最終章 第1話

そういえば、予約してたの忘れてた…。

一昨日届いてた

GIRLS und PANZERと言えば、未だ根強い人気のアニメだが、その最終章が6話制作される事になり、第1話が劇場公開した、という話は随分前にあった。
それがようやくBlu-rayになったので、予約をしていたのだが、最近のAmazon.co.jpは仕事が真面目なのか、発売日前日にちゃんと届いていたから驚き。
そのまま見るつもりだったのだが、結局見るとが出来ず、ようやく封を開けたのが本日。
内容的には、いつもの大洗女子戦車道チームらしいといえばらしいが、いつもピンチばかりなストーリー構成である。
相変わらず、CGを駆使したきめ細かい拘りの作画で作られているが、今回はサウンドが5.1chと、テレビ放送時とは異なる制作で、ホームシアターなどで見る人はより一層迫力のある音声で楽しめるのではないかと思う。
ま、ウチは疑似サラウンドしかできないけどさ(-_-;)
特典も結構いろいろあって、劇場公開時の舞台挨拶の収録とかいろいろ詰め込まれていて、しかも大洗で実施されたイベントなども収録されているあたりが、未だ大洗という町と一体化して盛り上げている作品である事を明確にしている。
ここまで地域と一体となった作品も珍しいと思うが、こうした成功は狙って出来るものではないので、町おこしとして二匹目のドジョウたりうるアニメ作品はなかなか生まれないと思う。

今度は菱形戦車

ココからはちょっとネタバレ。
見たくない人は飛ばして戴きたい。見たい人は反転させて読んでもらいたい。

やはり来たか…と思ったのが、菱形戦車の登場である。
元々の戦車の原型とも言える菱形戦車は、何れ登場するだろうと思っていたが、ここでようやく登場である。
戦車と言えば旋回砲塔と思っている人は、実際は相当後期の戦車知識と思った方がいい。戦車は元々は歩兵を制圧する為の兵器として登場しているので、塹壕を乗り越え、防衛している歩兵を蹂躙するのが元々の目的と言える。
その為、菱形戦車のような形の方が元々の目的は果たしやすかったと言えるが、次第に用途が多様化した事で、より小型で高速、かつ攻撃範囲の広い戦車が求められ、結果、フランスのルノーFTが各所で注目され、それが現在の戦車の原型を作った…というのが、コノ手のミリタリーマニアならよく知っている話である。
…ま、今回の特典Discにもこの話は明確に語られているが。
何はともあれ、元々は歩兵制圧の為の兵器が戦車で、その後その役目は装甲車が担うようになり、戦車は対戦車の為の兵器へと格上げされていく。
現在、戦車の事を「MBT(メインバトルタンク)」と呼ぶのは、まさしく対戦車の用途が考慮されているからに他ならない。

とまぁ、あまり中身に触れていない話かもしれないが、そんな基本的な事を「ああ、そういえばそうだね」と思いながら、今回の最終章1話を観たのである。

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何だ、このシュールな世界…

私には付いていけない世界…。

けものフレンズを観た

ネットでそれなりに話題の「けものフレンズ」というものを観てみた。
一度は観ておいた方がいいと知人に言われたので観てみたが…とんでもなくシュールな世界で、理解するまで結構時間を要した。けものフレンズいや、正確にいうならば、今以てまだ理解には至っていないかも知れない。
動物が人化した姿を「フレンズ」というのだろうが、この世から人と呼ばれる存在が見当たらなくなったのが何故なのか、など、話の中核に迫れば迫るほど、理解に至らない事実の多い作品でもある。
この作品の監督の世界が独特すぎるのかもしれないが、このシュールな感覚は中々にして理解が難しい。それにも関わらず、今ネット界では話題になっている。
これは私が時代について行けてないという事なのだろうか?

もともとはゲーム

けものフレンズは、元々はスマートフォン向けゲームだったようだ。
だが、それがアニメ化が決まったのは良いとして、問題はそのアニメ化された初回放送が始まる前に、オリジナルのゲームのサービスが終了してしまった。
そんなに人気がなかったのだろうか?
だが、もし人気がなかったのなら、どうしてコレがアニメ化が決定したのだろうか?
その理由の正確な所は分からないが、少なくともアニメの内容は全ての人に「やさしい」作りになっていると言える。
というのは、アニメの中での台詞の中に、何一つ相手に対して否定的な台詞が存在しないのである。
おそらく、ネット住民達に受け入れられている最大のポイントは、この全ての事柄に対して、決して否定しないという所なのではないかと思う。
ある意味、懐が広い、という言い方ができるのかもしれないが、本当のところは頭脳指数が低いだけなのかもしれない。
だが、この頭脳指数が低いという部分こそが受け入れられている部分である以上、今求められているところは、この柔らかいところなのかもしれない。

結局最終話まで観たが、未だに理解できない。
理解しようと考えるのではなく、感じるしかないのかもしれない。
けものフレンズはそんな作品なんだと思う。

銀英伝、再び

前にも書いたがようやく本格始動。

相当に重い作品という事か

田中芳樹のSF小説「銀河英雄伝説」は、1982年に小説第1巻が発売され、累計1,500万部を突破する人気シリーズである。
そのアニメ化は、今まで何度か行われていて、本編OVAが110話、外伝52話、劇場公開作が3本という、実に大きなボリュームで制作されている。
従来作は徳間書店が展開していたが、今回新アニメプロジェクトとしてリメイク(正確に言えばリテイクかもしれない)するのは、企画・製作は松竹・Production I.Gで、DMM pictureが海外権と国内ネット配信権がライセンス供与される事になっている。
この新プロジェクトの情報が公開されてから随分と経つが、今回はオープニングビジュアルが公開され、製作される全貌が明らかになるというイベントが9月に開催される事が決定した。
大がかりな作品であるだけに、こうした発表もゆっくりとした展開ではあるが、ようやく、と感じている人も多いのではないかと思う。

星々の邂逅

その9月に開催されるという全貌公開イベントは「星々の邂逅」と呼ばれるものになり、9月20日に新宿文化センターで開催されるという。
前作品のキャストが数名登壇する予定で、当然だが新版のキャストも参加するという。
現時点で新版のキャストが公開されていないので、前作を知っている人からすると、誰がどの声になるのか気になるところだろう。
実際、私も結構このキャスト変更は気にしていて、以前ヤン・ウェンリー役の富山敬氏が亡くなってから、外伝のキャストは郷田ほづみ氏に変わったのだが、その違和感たるや凄まじいものがあった。まぁ、実際誰がやっても富山敬氏にはなれないので、どうあっても違和感は感じる事にはなる。
それだけに、今回の新キャストは実に気になるところであり、ラインハルトやキルヒアイスといった他主要キャストも変わる事を考えれば、作品が世に出てくれば、しばらくの間は違和感との戦いになる事は間違いない。

こうした各内容の全貌が明らかになる「星々の邂逅」イベントの参加費は5,400円(税別)で、e+(イープラス)でのプレオーダー受付は5月13日10時から6月4日23時59分まで実施するという。
気になる人はぜひイベントに参加して新情報を掴んでもらいたい。

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