ツクモのナゾ対応も気になる所だが、サポートから言われた事をマトモに受け止めれば、メモリを有効に使う為には現在のマザーボード環境ではどうにもならない。
ではどうするか?
予算はもう使い切っている。今すぐの対応は難しいが、それでも私の環境は既に2世代以上出遅れている事を考えれば、ちょっとずつでも現世代への移行を進めた方がいいのかもしれない。
ここ最近のPC事情は、ありがたい事に徐々に進化が遅くなっているように思える。マザーボードのソケットはLGA1155ソケットのものがしばらくは続くだろうし、Ivy Bridgeはまだしばらく続いていく事がわかっている。何でもIvy BridgeのCore i7は、クロックアップ版が年末から来年初めあたりに出てくるとかいう話だし、ここしばらくはまだまだ戦えるCPUと言える。
次世代のHaswellは全体的に10%の性能向上版と言われているが、どちらかというと消費電力の低下を求められるUltrabook向けという色が強い。
であるなら、今のウチからIvy Bridgeを想定したパーツを購入して待機していてもいいかもしれない…むしろ、パーツがあるウチに買っておいた方がいいかもしれない…と自分を何故か追い込もうとしている自分がいてワロタ(爆)
で、CPUはまだIvy Bridgeの高機能版が出てくるかもしれないというから、先行して用意するならマザーボードかな? という事で、物色してみた。
セレクトしたのはASUSTek製“SABERTOOTH Z77”という、厳ついマザーボード。
とにかくマザーボードの冷却に力を入れたモデルで、MSIで言う所のミリタリー仕様といった所か。
PCIスロットを廃しているところも好みなのだが、一つ気に入らないのがLANポートが1ポートしかないという所。ま、これはPCI Express ×1用のLANカードを増設して対処するしかない。
これで実売が22,000~23,000円程度だから、先にコレを購入して年末の新型Ivy Bridgeを待つ…という手もある。
今、CPUを先行購入するよりは、マザーボードを先行させた方がモノがなくなってしまう心配もなくなるから、安心計画といえるかもしれない。
というのは、新型のCPUが出てもマザーボードの新作が出てくる可能性は低いからだ。
それこそ Haswellが登場すればマザーボードも新作が出てくるかもしれないが、Ivy Bridgeならそんな事はまずないハズだ。
というわけで、予算立てさえなんとかなれば、先にマザーボードを押さえるという手を今考えている。
結局、ビデオカードを購入し、メモリを購入した今となっては、マザーボードとCPU交換で主要なパーツの総取り替えになる。それならばもう交換してしまって世代交代する奉孝を考えた方が良いというものである。
もし、最悪OSの入れ替えを検討するレベルに来たならば、その時にSSDを購入して起動ドライブを構成、そこから今使っているHDDをデータディスクにしてやればいい。
というわけで、私の新PC移行計画は完全新作PC導入という方向から、推移型新PC導入へと切り替える事にした。
といっても、ここから数ヶ月かけての計画である。
まだまだ時間と金はかかるのである orz