まだ先の話になるだろうが、液晶モニタの買い換えを検討中。
今使っているモニタが古くなってきているというのも理由だが、一番の理由はこれからの時勢に対応するにはフルHD対応にしておきたいという事だ。
つまりWUXGAサイズのモニタという事になるが、そうなるとサイズ的には24.1インチクラスが普通のサイズとなる。
ところで。
24.1インチクラスの液晶であっても、価格が5万円台というのもあれば15万円超なんてのもあるのを不思議に思った事はないだろうか?
もちろん、それにはちゃんとした理由があるのだが、そのほとんどの理由は使用しているパネルの違いだ。
一番安いのはTNパネルで、視野角が狭く、応答速度は一見速そうだが中間色の応答速度がめちゃくちゃ遅く、品質的にあまり高くないという特徴がある。ちなみに視野角が狭いため、液晶テレビにTNパネルが使われる事はほとんどない…と思う。
また現在多くなってきた液晶テレビの大部分が使用しているのがVAパネルである。コントラストが高いのが特徴で、動画に比較的強い(他と比較して、の話)。ただ、視野角の広さではTNパネルほどではないにしても広くはないが、最近は技術的に随分と広くなり、左右178度くらいは確保されている。
そして最後がIPSパネルだが、これは視野角がとても広く、発色も非常に良いという利点があるが、コントラストが若干低いという問題もある。
まぁ、これらの特徴は結構前の話で、今はそれぞれのパネルがかなり改善され、苦手としていた部分をある程度克服してきている。
それでも価格差は当然埋まっていないため、高値の液晶モニタ=高級機という図式は今でも変わらない。
動画系をよく見る私からすると、やはりVA系パネルが一番相性がいいのかもしれないが、VA系はIPS系に比べて目の疲れやすさがまだ強いと言われているのが気になるところ。
全体的な価格が下がらないと、IPS系パネルに手が届かないというのが今の私なワケだが、こういうとき、アキバに近いところにすんでいると実機みて比較できるんだが…
…その前に金貯めないとダメが orz
2008/03/10 • no comments