空の境界の第四章「伽藍の洞」が届いたので観た。
相変わらず背景は凄まじい描き込み。
昨今の作品はこれぐらいがスタンダードなのか?
いやはや、スゴイ時代になったもの…いや、秒速5センチメートルはもっとすごかったかも。
という事は普通の出来映えなのかも知れない。
小説を読んでいない私からすると、今回の第四章はいささか意味がわからないところが多い。
ただ、その分からない部分がストーリーの理解を拒絶しているほどではなく、逆に意味深な部分に感じられるから悩む事がない。
ある意味、スゴイ演出・脚本だと…いや、多分、普通に作ればこんな展開になるのかもしれない。
総合して考えると、スゴイと思った事が極々普通の事だった…という気がしてくる。
慣れ…かもしれないが、内容的にスゴイと思う作品の存在感の方が印象は深いのかも知れない。
空の境界は私からみて内容がスゴイものなのかがイマイチわからない。
月姫の時は結構ズンとくる印象があったのだが、それと比較すると何かが足りないような気がしてくる。
いや、ひょっとしたら全てを知らないからそうなのかもしれない。
やはり最後まで観ないとわからない…という事なのかもしれないし、原作を読まねば分からないという事なのかもしれない。
とりあえず続編を待つことにしよう。
2008/12/17 • no comments