伽藍の洞

 空の境界の第四章「伽藍の洞」が届いたので観た。
 相変わらず背景は凄まじい描き込み。
 昨今の作品はこれぐらいがスタンダードなのか?
 いやはや、スゴイ時代になったもの…いや、秒速5センチメートルはもっとすごかったかも。
 という事は普通の出来映えなのかも知れない。
 小説を読んでいない私からすると、今回の第四章はいささか意味がわからないところが多い。
 ただ、その分からない部分がストーリーの理解を拒絶しているほどではなく、逆に意味深な部分に感じられるから悩む事がない。
 ある意味、スゴイ演出・脚本だと…いや、多分、普通に作ればこんな展開になるのかもしれない。
 総合して考えると、スゴイと思った事が極々普通の事だった…という気がしてくる。
 慣れ…かもしれないが、内容的にスゴイと思う作品の存在感の方が印象は深いのかも知れない。
 空の境界は私からみて内容がスゴイものなのかがイマイチわからない。
 月姫の時は結構ズンとくる印象があったのだが、それと比較すると何かが足りないような気がしてくる。
 いや、ひょっとしたら全てを知らないからそうなのかもしれない。
 やはり最後まで観ないとわからない…という事なのかもしれないし、原作を読まねば分からないという事なのかもしれない。
 とりあえず続編を待つことにしよう。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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