11月1日に26,800円で国内発売される“PSP go”(PSP-N1000)だが、当初は既存UMDソフトを持っている人に向けてUMDタイトルをPSP goでも遊べるようにする施策があるとされていた。
ところが本日、正式にその施策が行われない事が発表された。
つまり、PlayStation Storeからダウンロード購入しなければ既存ソフトがPSP go上では遊べないワケである。
これはPSP goを販売して行く中でかなり不利に働く発表なのではないかと私などは思ったりするのだが、これにはソフトのコピー問題が根底にあるようだ。
当初、考えられていた「UMDタイトルをPSP goでも遊べるようにする施策」は、おそらくUMDの中身をデータとして取り出せる仕組みではないかと思われる。
想像できる仕組みとしては、UMD対応のPSPでメモリースティックマイクロを入れたメモリースティックDuoアダプターを使用してUMDの中身を抜き出す、あるいはUMD対応PSPとPSP goをUSBケーブル等で接続し、直接UMDからデータをPSP goに抜き出すといった手法でデータを作成・抜き出すといった方法である。
UMDからデータを抜き出す事ができてしまえば、あとはPSP goがそれを正式なソフトとして認識すれば問題ない…となるワケだが、これはソフトのコピー問題をより容易に可能にしてしまうという恐れもある。
今までコピー問題はシステムソフトウェアのバージョンによって対応していたのだが、もしこの公式で認めるUMD吸い出しを可能にしてしまうのと同義であり、今度はそれを防ぐ手段を講じなければならない。
このような理由から、今回は吸い出し行為を一度辞めようという事になったのではないかと思われる。
しかしPSP goはホントに売れるんだろうか?
今回の件でそうした問題がより表面化したように思う。
他人事ながら考えてしまう。
PSPgoの狙いは何なのでしょう?
位置付けも曖昧な感じが強いし、売りが何なのか分かりません。
しかもDL販売のみとなると、相当な起爆剤が無いと売れないんじゃないでしょうか。
アレ買うなら安くなったPSP-3000買うと判断する人が多いでしょうね。
ワン○ース○ンやバー○ャルボーイの様にならなければ良いのですがw
go と言う名のゲーム機は一体どこに行くんでしょう?
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PSP goはダウンロード販売をするための布石という位置づけと見られているようです。
つまり、iPhoneを仮想敵とした時、ダウンロード販売が中心となっていなければ、ソフトの販売において勝てないと考えたのでしょう。
多分その考えそのものは間違っていないとは思うけど、問題はiPhone購入層とPSP購入層が異なるという事。
今までのUMDゲームが遊べないとなれば、結局UMD搭載型と共存させなければならないわけで、そうなると大容量メモリースティックDuoさえあれば、PSP goはいらない子になってしまうのですが、SCEはそれに気づいていない?
そんなワケないと思うんだけどなぁ。
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