今日は一日天気がパッとせず、KSR110でちょろっと走ってこようかとも考えたが、いつ天気が崩れるかわからなかったため、結局部屋でゴロゴロ…。
…別にやることがないってワケじゃないんだからねっ! っと、ツンデレ風に言ってみたものの、その実暇と言えば暇だった。
なので、先日届いたゴッドイーターバーストを少し進めつつ、ネットをずーっと見て回っていた。
…FF XIVやれよ、という声が聞こえてきそうだが、ハッキリ言おう。
あのゲームは現時点では面白いという表現は避けたい作品である。ゲームというのは、それなりに楽しくなければならないと思う。何しろ娯楽なのだから。
しかし、今のFF XIVはその娯楽という部分がごっそり抜け落ちているような気がしてならない。
確かに面白いと思えるような部分がないわけではない。しかし、そのほとんどがタダの作業でしかなく、こんなにできる事が細かく設定されていてもそれが苦痛になるようではゲームとしていかがなものかと思うわけである。
で、今日一日ネットを徘徊していて…こんな画像を見つけた。
(ニュース2ちゃんねるより引用。元記事はこちら)
これ、笑えないよ実際。
キバヤシは多分ものすごく正しい事を言っているような気がする。
実際、今FF XIVをプレイしている人のウチ「FFだからプレイしている」という人がどれくらいの比率になるのか調べたいほどである。もし、これがFFでなかったなら、ほとんどの人はプレイを途中でやめているのではないかと。
たしかに画面は綺麗だが、それ以外に良いところが見当たらない。
これならNCsoftのTower of AIONの方がずっと面白いと言える。
それに先日記事に書いたBlade&Soulの方がずっと面白そうに見える。
FF XIVは国産MMORPGとして最大級のゲームではあるが、今の段階では完全に韓国MMORPGに負けている。少なくとも私はそう思っている。
というわけで、先日私はFF XIVの自動課金を取りやめた。
ソフト購入時に1ヶ月の無料期間があり、その後、スクエニがコンテンツにいろいろな問題があった為にさらに1ヶ月の無料期間を延長した為、11月末までは無料期間となった。
しかし、その無料期間でありながら、今私はほとんどFF XIVをやらなくなった。
もちろん、面白くないからだ。
これならゴッドイーターバーストの方が数千倍も面白い。
日本のクリエイターは一体何をやっているというのだろうか?
かつて私はそっち方面の人間だったが、私が現役の頃はまだ夢のある企画を持っていたクリエイターはたくさんいた。また私自身も同じく企画屋としていろんな企画を打ち立てたが、今のFF XIVみたいなシステムを考案した事はない。
おそらく、クリエイターがいくら面白いシステムを作ったとしても、それを形にするだけの予算をもったスポンサーがいないのだろうとは思うが、このままではホントに日本のゲーム業界は世界に、特に韓国に潰されるのではないかと思えてならない。
横井軍平の言葉にある「枯れた技術の水平思考」もそうだが、もっとゲームの原点に立ち戻った方がいいのではないかと思う。確かに横井先生の言う言葉は今のMMORPGと反する言葉かもしれないが、ゲームの面白さの原点を見つける指標としては最適ではないかと思う。
面白いという事はどういう事なのか?
もちろん、個人差はあるだろうが、大多数の人が面白いと感じるものは作れるはずだ。
最大公約数で勝負するか、最小公倍数で勝負するか、という違いもある。
ニッチな市場をあえて狙うという方向もある。
ただ、どちらにしても、他人と「面白い」という感情を共有する事に違いはない。今の国産ゲームの多くにそれが欠けているように思えてならない。
ま、私は戦場から身を引いた人間なので、あまり過激な事を言っても仕方が無いのだが、クリエイターは自らの思惑を現実のものとするために、もっと周囲を巻き込み、話を大きく持って行き、大多数の力を得て自らの企画を育てる事を考えたほうがいい。
自らの考えた企画に自信があるのなら、周囲はそれに乗ってくるハズだ。
ただ、その企画そのものがダメなものしかなかったら…それこそ日本ゲームの危機と言えるだろう。
そういう事がない事を祈るばかりだが…。