FF14の事実上最後のメインストーリークエスト。
予約開始
FF14の最新拡張パックである「暁月のフィナーレ~ENDWALKER~」の予約が5月15日より開始となった。
発売は11月23日を予定しているが、予約特典としてアーリーアクセスが付いてくるので、事実上は11月19日からプレイが可能になる予定である。
先日はオンラインではあるが、デジタルファンフェスティバル2021も実施され、そこでいろいろと新情報も公開となったが、このメインクエストでFF14のメインストーリーは一応の完結を迎える。
そんな最後のメインストーリーを内包した拡張パックだが、ここにきて2つの新ジョブが実装となる事は、以前から吉田Pから言われていた事である。
一つは賢者である事はわかっていたが、先日のファンフェスでもう一つがリッパー、つまり鎌使いだという事が判明した。
巷では「力士」ではないか? といった声もあったが、結局は鎌使いという非常にニッチなジョブであり、どうもそれはガレマール帝国の皇太子ゼノスの最終的なジョブらしい映像が確認されたとかされていないとか…。
とにかく、次の新拡張パッケージがメインストーリー最後でありつつも新たな要素が加わるものになる事は間違いない。
この新拡張パッケージの予約が始まった、という事で、今までずっとFF14を課金し続けてきた私としても、買わないわけにはいかない、という事で早速予約したワケである。
予約特典
今回の「暁月のフィナーレ~ENDWALKER~」の予約特典の内、一つはいつものアーリーアクセス権である。
そしてもう一つだが…これはある意味、前回の「漆黒のヴィランズ」のアイテムと似て非なるもので、メネフィナイヤリングという、Lv80まで取得経験値が+30%されるアイテムになった。
前回のエーテライトイヤリングはLv70まで+30%経験値増加という効果だったので、ちょうど「暁月のフィナーレ~ENDWALKER~」版の経験値増加アイテムが予約特典だという事になる。
だが、この予約特典、個人的には超有用なアイテムだと思っていて、とにかくメインジョブ以外を育成する時に効果を発揮する。メインジョブは大凡レベルカンストするのだが、それ以外のジョブは結構引き上げるのが面倒だったりする。まして沢山ある他のジョブを全て引き上げるとなるとかなりの時間を消費するので、このような30%も経験値を増加アイテムは貴重である。
というわけで、私はどうせ買うなら、と今回は早々の内に予約する事にしたのである。
今回は拡張パッケージのみ
実は、今までは拡張パッケージが発売される度に、全部入りのソフトを購入していた。
つまり、新生エオルゼアからのプレイ権を内包したパッケージである。
理由は、ソフトを入れ直す際に拡張バッケージそれぞれのレジストレーションコードを入力するのが面倒くさいからなのだが、私のこの認識は既にもう間違っているという事が前回わかった。
というのも、漆黒のヴィランズが発売された時に全部入りを購入したら、パッケージの中には光学メディアは入っておらず、DLコードのみが封入されていて、結局は今インストールしているデータのアップデータをインストールするに等しい対応となっていたのである。
つまり、ログインした際にサーバ内でどのようなコンテンツを今まで購入してきたかを確認しているようで、最新のコードを入力すれば、今までの購入情報は特に必要ないようなのである。
なので、今回は全部入りではなく、拡張パッケージのみを購入してみた。
あと、私はPS4版も同じアカウントに紐付けてプレイできるようにしているのだが、今回はまだPS4版に関しては未購入のままである。これはPS5をもし手に入れるようなことがあったら、その時に対応を考えるでいいかな、という事である。
とりあえずメインのWindows版が開放されていれば事足りるので、PS4版は後日対応を考えている。
気になる今後
個人的に、次の新作である「暁月のフィナーレ~ENDWALKER~」にも期待はしているのだが、前回(現状)の「漆黒のヴィランズ」があまりにも良すぎて、それを超えられるのか少し心配である。
「漆黒のヴィランズ」は、ある意味今までのストーリーを多少残しつつも、違う世界で繰り広げられる物語になっているので、プレイヤーに与えられる情報なども新鮮で、しかもそこで知り得る情報は、このFF14全体のストーリーの根幹を成すものだっただけに、その後半の盛り上がり方は半端なかった。そんな傑作の後に続くモノなので、最後にどのようにストーリーを持っていくのか、とても気になるし、心配でもある。
おそらく、制作側もそんな事はわかっているはずで、その期待を受けての新作だと言えるが、名作の後に名作が必ず来るとは言えないところが、難しいところである。
ただ、吉田P自身は過去にFF14のメインストーリーはこれで一度幕が下りるが、終わるわけではない、とも言っている。
システムにしても、グラフィックにしても、現代の最新のものを使用したものへ移行するとしたら、制作側としてはFF14という形ではなく、新しいナンバリングタイトルでやりたいだろうとは思うが、FF14は作品を中心にユーザーを巻き込んで大作へと上り詰めたところがあるので、私は今のFF14の参加者を対象に、今の作品的バックグラウンドをどこかに承継しつつ、新システムに移行する手段でもって、新作へ引っ張って行くのが良いのではないかと思う。
例えば、光の戦士の新たなる試練として、次元転移させてもいいわけですよ。
今のコミュニティをメインストーリーのない今後のシステムに閉じ込めておくのは、非常にもったいないと私は思うのだが…。
ま、そこら辺はスクエニ側で考えるべきところではあるが、私としてはFF14の成功は簡単に失うべきIPではない、と思う。
…というか、今までのMMORPGって、そういう全く別システムへと移行する際は、完全新作としてゼロから立ち上げてきたものばかりで、今までのユーザーを取り込むとかしてきたタイトルはないように思う。
コミュニティが大切なMMORPGであれば、築き上げてきたコミュニティを維持できるほうが、作品としては安定すると思うのだが…。
何はともあれ、今年の初冬にはFF14のメインストーリーがラストへと走り出す。
今から期待以外何もないのは、きっと私だけではないはずだ。
FF14 暁月のフィナーレ~ENDWALKER~
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