昨日、カミングアウトした借金状況からの脱却によって、メインPC更新はおあずけとなる。
価格再定義
昨日、私の背負っていた借金の話をして、一種のカミングアウト状態となったワケだが、その後、結局完済する事にして、支払い口座へ残金を全て振り込み手続きする事にした。
既に手続きは終了し、あとは金融機関の営業日を待つだけの状態になったわけだが、それによって、私が手元に持っている予算的余裕がほぼなくなってしまった。
一応、何かあった時に備えるだけの金額は残しているが、それは何かあった時の為のものなので、私のメインPC更新に使用出来るものではない。
よって、この完済の結果、私のメインPC更新の予定は一度白紙にするしかなくなった。
いや、ローンで購入という手も使えるが、最終的にそれが賢い選択肢だとは思っていない。
理由は、今の時期が更新時期として本当に相応しい時期か微妙だからだ。
今までも当Blogで何度か書いたが、今は特にGPUなどは高騰期にあるため、以前から比べて高い買い物になる事が簡単に予想できる。
その価格設定が今後変わってくるかはまだわからないが、少なくとも今の状態が真っ当な価格設定とは思いたくない。
そこで私からすると、次世代の新製品が出てきた時の価格を見て、現状のスタンダードたる価格を確認したいと思っている。
最終的に今後の価格の基準値が上がるのか、それとも元に戻るのかを見定めたいのである。
それによっては、私の認識の価格再定義が起こる。
その上で、予算組みを再検討するつもりである。
飛ぶように売れた3080Ti
この状況下で、先日発売されたNVIDIAのGPUである「GeForce RTX 3080Ti」の国内価格は17万円後半という価格だった。
その後の売れ行き等の情報を確認してみると、この高額なGPUは初回ではそれなりの数が用意されていたようで、気になるのは次回以降の入荷だったという。
だが、そのある程度潤沢に入荷した「GeForce RTX 3080Ti」は飛ぶように売れ、結局完売となったようだ。
…17万のGPUが飛ぶように売れて完売?
世の中、どうなってるんだ?(爆)
自作PCは、17万円のGPUを気軽に買える人でないとできない市場になってしまったというのか?
もしそうだとしたら、私のメインPCの次回の予算はとんでもない金額へと膨れあがり、私の中の価格再定義は間違いなく行われる事になるだろう。
ハイエンドとミドルレンジの価格差が、未だかつて無いレベルで広がっているような、そんな気がする話である。
この先、PCというものがどうなるのか、少々不安で仕方が無い。
1年以降先の話
というわけで、最低でも私の次のメインPCは1年後以降に更新する事となる。
おそらくその時期になると、AMDならZen4が視野に入ってくる。
Intelだと7nmプロセス製造を社外でやっている頃かもしれない。
その時、どちらがパフォーマンス的に私に刺さるのかが気になる。
GPUに関しては、AMDのFluid Motionは新GPUで対応する気配が見えないので、GeForce系に返り咲くかも知れない。
ワットパフォーマンスでAMDが上回ってくれれば、案外AMDという選択肢もあるかもしれないが、前述したように価格再定義があった先の性能がまだ見えないので、どれぐらいの規模のものが妥当なラインになるのかは全くわからない。
なので、1年以降先だとして、明確なメインPCプランを今の段階で結論づける事は全くもって不可能である。
Intelにしても、モバイル系はBigLittle構成に進むとしてもデスクトップ系がどうなるのかはまだわからない。
一つ言える事は、IntelにしてもAMDにしても、半導体製造が3D構造へと向かい、半導体をスタックさせて効率化を図ってくる事、という事ぐらいである。
それも、どれぐらいの時期にどの程度の性能かはまだまだわからない。
というわけで、少なくとも年末くらいにその時の業界情報をより綿密に見直す必要はありそうである。
それまでは、業界動向を追い、都度私の興味に刺さる情報から、メインPCのアウトラインを想像していく事になるだろう。
このコロナ騒動を機に、PC業界がこのように変わっていくとは、誰が予想できただろうか?
それも開発とかそういうレベルから来た話ではなく、半導体不足からくる価格高騰から来る話である。
全く、未来の事は誰にもわからない。それだけに、予想も出来ない。
それはそれでまた面白いのかも知れない。