金融とかそういう事を知るために読んでみた。
ようやく読破
当Blogでも以前に紹介したのだが、ここにきてようやく井上純一氏著作の「キミのお金はどこに消えるのか」、「キミのお金はどこに消えるのか 令和サバイバル編(2)」、「がんばってるのになぜ僕らは豊かになれないのか」というマンガを3冊読み終えた。
「がんばってるのになぜ僕らは豊かになれないのか」は、今年の5月16日にはKindle版を購入していたのだが、この本の大元である「キミのお金はどこに消えるのか」、「キミのお金はどこに消えるのか 令和サバイバル編(2)」の2冊を先に読んで見たくて、結局その後のらりくらりと読み終えることなく、今まで引っ張っていた。
で、それを本日、ようやく読み終えた。
マンガなので、小難しい文字ばかりが並ぶ本よりはずっと読みやすいのは事実だが、これだけで金融がわかるほど金融の世界は狭くないし、甘くもない。
ただ一つわかったのは、この本の情報を信じるなら、今の日本の政府は目に見えない何かにおびえ、結果間違った金融政策をしている、という事である。
間違った政策をしている、という事を言い切ってしまっていいのか? という疑問がないわけではないが、少なくとも海外の施策を考えると、日本は世界常識と真逆の政策を採り続けているので、個人の消費は冷え込み、その結果国家の財政も厳しくなるという悪循環を繰り返している事は間違いなさそうである。
しかしながら、この本に書かれている事を、一人の国民として知る事はよかったものの、結果知ったところでどうする事もできないという事はとても残念である。
この本の情報こそ、読むべき人は政府要人ではないかと思う。
日本が、失われた20年と呼ばれる不況を迎えたのは、間違いなくその金融政策の間違いを正せなかったという事だが、それは政策が間違っているかも知れない事を知りつつも、今までの常識やセオリーの一面に思い切った舵取りが出来ずにこの事態を引き起こしたという事に他ならない。
これは、旧来の日本人的思考や判断だからこそ起きた事であり、そう考えれば、今の世の中こそ、新人類が政治の世界に入らないと行けない時代に突入したのではないかと思わせる。
次に考えること
井上純一氏のマンガを読んだ事で、国のお金の考え方は理解できたが、それだけでは私の今後には何ら変化は生まれない。
何故なら、国のお金の考え方は、国民のお金の考え方とは根本が異なるので、この本を読んだからといって、個人が今後のお金の在り方を判断できる要素にはならない。
ただ、国家経済の在り方を知る事で、だったら個人はどうするか? というキッカケにはなる。そういう意味で、このマンガを読む意味は大いにある。
なので、私は次のステージへと進む必要がある。
個人の資産をどう考えて、今後どう運用していくか?
むしろ、これからが本番という感じだろうか。
完済
資産の運用をここにきて意識したのは、以前Blogでも記事にした、私の背負ってきた返済がついに完済を迎えた事に起因する。
今月の初め、銀行から完済した旨の資料が届き、私の長き戦いがついに幕を下ろした。
この事で、今後は本格的により資産運用を意識してお金と向き合っていく必要がある。
それだけに、単に貯蓄すれば良いという従来の運用から、自らアクティブに動く必要があるので、その知識をどうにかして得たい、というのが今の私の率直な思いである。
ただ、こうした資産雲雨よの話は、信じて良いものとそうでないものが入り乱れていて、今一つ真実が見抜けない私がいる。
儲け話には裏がある…ではないが、自己責任という名の足枷をしながら、有益な情報を見抜き、最終的には自分の力で実践していく事が求められる。
実に厳しい世界であるが、この世を生き抜く為にはそうした覚悟を持っていく必要があるな、と今は思っている。
…で、結局何すればいいんだろう?(爆)
私がこの先を理解し、判断できるにはまだ時間がかかりそうである。
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