VAIOノートZはネットブックぐらいに使えるか?

 今、ノートPCの販売台数はネットブックが支えている…とかいう話。
 本当かどうかは知らないが、5万円台とか6万円台のネットブックは確かに買いやすいし大きさも小さいためモバイルには最適だと思う。
 しかもブラウザとメーラー、あとオフィス系ソフトをちょっと使うぐらいなら、Atom270(1.6GHz)でも十分な性能でもあるだろうから、案外とネットブックというジャンルは普通にノートPCを使う人のためのモバイルマシンなのかもしれない。
 で、私はと言うと最近はモバイルする必要もないため、ノートPC云々という事を言わなくなった。
 ただ、こんな私でも現職で展示会とか行くときにノートPCとか持って行かなきゃならない事もあり、そういった場合にネットブックいいなぁ…なんて事になったりする。
 だが、そんな予算が私にあるわけもなく、またVAIOノートZを手元に持っている身としては、そっち使えよという事になったりする。
 でも2003年に発売されている事を考えるとスペック的にどうよ? という事になるわけだが、調べて見るとAtomとあまり変わらないようだ。
 性能比較して分かったのは、絶対的に足りないのはメモリくらいだったという事である。

 PC2700のS.O.DIMM、今じゃDDR2メモリよりずっと高いのね orz


 ウチにあるVAIOノートZは、PCG-Z1V/Pという機種にあたり、搭載しているコアはPentium Mの1.6MHzである。
 AtomがCore2ベースである事を考えると内蔵している機能に若干の見劣りはあるかもしれないが、絶対的劣勢という程でもないようだ。
 また搭載しているHDDは…速度こそSSDに劣るがSSD搭載ネットブックよりは容量は大きい。
 メモリは…標準で512MBとXPを動作させるにはちと厳しい容量であり、ネットブックに劣るとすればこの部分ではないかと思う。
 搭載可能なメモリ量を公式サイトで見ると1GBと記載されていた。
 だが、Buffaloの機種対応表を見るとどうも独自調査では1.5GBを認識しているようだ。
 つまり、私が今いくらか投資してVAIOノートZを延命させるとするならば、1GBのS.O.DIMMを購入して追加実装してやれば良い事になる。
 Buffaloのメーカー製メモリを買おうとすると18,000円くらいになるのだが、同じ規格のノーブランドだと店によっては4,000円を下回っている。
 DDR2メモリより性能低いのに価格は高いという、何とも納得できない事態ではあるが、安くなるまで待っていたら品物そのものが無くなってしまう可能性もある。
 これは近日中に買っておいた方がいいかもしれない。
 とりあえずVAIOノートZを延命できれは、ネットブックよりも液晶解像度も高いわけで性能的にはそんなに見劣りするものではない。
 十分実用に耐える性能だろうと思われるため、延命処置でとりあえずXP Proが快適に動けばネットブックは必要ないだろう。
 というか、問題はバッテリーの方にあるかもしれないが orz

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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