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Daily Archive: 1月 4, 2011

バイクのオイルをちょっと調べてみた

 昨日、KSR110のエンジンのかかりが悪くなっている事を書いたが、そのエンジンのかかりの悪さの原因は相変わらず特定できないでいる。
 ただ、エンジンが回ったときの異音(といっても壊れそうな感じではない)やその時の周辺条件を考えたとき、エンジンが冷えている事は当然としても、その結果オイルに問題があるのではないか? という予測をした。
 もし本当にオイルが原因ならば、オイル交換すれば改善するだろうが、果たして本当にオイルが原因なのだろうか?
 まずはバイクに使われているオイルを知る事から始めようと思い、ちょっと調べてみた。
 オイルで最も広く使われている規格は、米国石油協会のAPIと言える。
 このAPIによって定められたグレードにはSA、SB、SC、SD、SE、SF、SG、SH、SJ、SLの10グレードがあるが、これは大凡にして4輪の自動車を主として考えられているグレード。
 つまり、エンジンの常用回転域が高く、しかもクラッチやミッションも同じオイルで潤滑するバイクの場合は、その潤滑性から合わないグレードが存在する。
 それでもSGくらいまでであれば使用できると言えるそうだが、それ以上となるSH、SJ、SLになると、その用途が省燃費性に向っていて、5w-30や0w-30(数字は粘度指数)といった低粘度オイルになり、クラッチやミッションも同じオイルで潤滑するバイクで使用すると、クラッチが滑ってしまったり、ミッションの潤滑不良を起こしたりする可能性が出てしまう。
 そこで1998年に日本で新たにバイクへの適合性を考慮した、JASO(自動車技術協会)規格が設定され、MA、MBの2グレードが生まれたそうである。
 つまり、バイクに入れるオイルのグレードはMA、もしくはMBを入れておけばほぼ間違いない、という事である。
 ちなみにMAはせん断安定性に優れるオイルであり、MBはバイク版の省燃費オイルという位置づけになっていて、特にどちらのグレードが優れているという事ではないらしい。
 簡単に言えば、ミッションに力の掛かる大排気量車にはMA、フリクションロスを低減したい中小排気量車にはMBが合っている、と考えた方がいいかもしれない。
 KSR110なら…MBグレードが適している、という事になるだろう。

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