AKIBAでAMD製CPUの価格が下落しはじめている。
もともと安いAMD製CPUがさらに値段を下げ始めている理由は、次世代コア投入が原因とみて間違いない。多分…。
コードネーム“Llano”が現行のAthlon IIとPhenom IIを置き換えていく事は往々にして想像できる事であり、それらが順調に立ち上がってくれば、現行CPUの叩き売りが行われるのも無理はない。
Llanoについては今の所順調らしいが、パワーユーザーの視点で見れば、気になるのはLlanoではなくコードネーム“Bulldozer”だろう。
これはAMDの次期フラッグシップCPUのFXシリーズに数えられる製品で、整数演算コアを2基、浮動小数点演算コアを1基というまとまりで、Intelで言うところの1基分のCPUコアとした製品。つまり、AMDで言うところの8コアがIntelでの4コアとなる製品である。
IntelはHyper-Threadingによって擬似的に倍のスレッドを走らせる手法を採っているが、AMDは純粋に整数演算に関して物理コア2基を投入する方法を採った。これはAMDがいろいろ試行錯誤した結果、ほとんどの処理は整数演算で行われていて浮動小数点での処理はわずかでしかない、という結論から、このようなコアデザインとしたようだ。
手法としては理解できるし、Hyper-Threadingのように擬似的でない方がパフォーマンスは稼げると考えられるだけに、有効な方法だと思うが、こういうのは実際に使ってみるまでは分からない。
なのでそのBulldozerコアの登場が待たれるワケだが、当初、6月には登場するだろうと言われていたBulldozerが、B0およびB1ステッピングで性能的問題が発見されたためローンチを後ろにずらすという運びとなったようだ。噂では7月末だという。


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