iPhoneでTwitterのタイムラインを確認する際、以前はTwitter公式のアプリを使っていた。
別段それで困る事もなかったのだが、ATOK Padを購入してからというもの、やはり日本語入力はATOKが優れているな、と再認識する事に。
その後、ジャストシステムはiOS用のTwitterクライアント“Tweet ATOK”を公開、これが無料アプリという事でそちらも使っていたのだが、このTweet ATOKにはちょっとした問題もあった。
それが広告入りだという事。
何だ、それだけか…と思った人、これ、実は結構大きな問題なのですよ。
表示される事そのものは問題ではないのだが、一番問題なのは立ち上げる度に広告内容を通信するのである。
常にWi-Fi環境で接続するなら問題なくとも、3G回線、しかもSoftBank回線の脆弱な所だとこの広告の通信データを読みに行くという行為がかなり大きなパフォーマンスロスになるのである。
というワケで、入力の利便性とトレードオフという感じでTweet ATOKを利用していた。
そのTweet ATOKがver2.5.0にバージョンアップし、さらに待望のパワーアップKitが登場した。
という事で早速導入(人柱)してみた(画像は窓の杜より引用)。
まず最初に気づく事。
それは広告のない画面である。たったこれだけでレスポンスがぐっと上がるのだから不思議なものである。3G回線下だと効果テキメン。Wi-Fi環境下ですら快適になる。
さらに、自作の顔文字や特定の単語を簡単に知人と共有可能とする“TANGOツイート”機能が利用可能になる。この“TANGOツイート”機能は、単語の表記と読みを特定の書式でツイートすると、そのツイートを見たほかのTweet ATOKユーザーが、その単語をタイムライン上から“ATOK”に辞書登録できるという機能。
コレ、拡散させると一気に流行語が作れそうな機能だな(爆)
あと地味な機能だがツイートの下書きを複数保存する事ができるようになった。これで出先でちょっと書いて途中で他の事をしなくてはならなくなっても安心して途中で別の事が出来るというものである。
機能向上は人によって便利だろうが、私はとにかく広告がなくなってレスポンスが驚くほど向上したのが最大のメリットだと感じた。
3G回線で頻繁にアクセスする人なら、おそらくほとんどの人がこの恩恵が一番大きいのではないかと思う。
ちなみに…。
実は私は返信やリツイート(RT)以外はこのTweet ATOKでツイートを書いていない。
ではATOK Padで?
いやいや、先日購入した7note miniで書いてるんですよ。
手書きライクで書け、しかもその書いたテキストをそのままツイートできる機能があるため、新規に自分でツイートする場合は、この7note miniで書くわけだ。ただ7note miniはリツーイト(RT)や返信が出来ないため、それらは7note miniで書いてそのテキストを全文コピーしてTweet ATOKに持って行き、そこに貼り付けて投稿している。
あと7note miniでは三点リーダーや顔文字が扱いにくいので、それらを使用する場合も7note miniで大枠を書いて、それを別アプリに持って行って、編集をそれぞれのアプリで行っている。
面倒な使い方だなぁと思われるかもしれないが、それほど手書きライクな7note miniは素晴らしいアプリだという事だ。
この7note miniの登場で、ATOK Padの利用価値が激減してしまった程である。
ま、何はともあれ、iOSなどでTwitterばかりが主なアプリになってしまったとかいう人は、この新生Tweet ATOKがオススメである。
Twitter公式アプリより遙かに使いやすいし、機能も豊富である。
そしてもしさらなる利便性の為に600円支払っても良い…という人がいるならば、Tweet ATOKの設定画面からアドオンを購入すると良いだろう。