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Daily Archive: 8月 14, 2013

59万人が入り乱れた地獄絵図

 夏の有明と言えば交通機関が麻痺するぐらい人があつまるコミックマーケット(以下コミケと略)がその中心にどうしても座ってしまうわけだが、今年の第84回コミケ(C84)は3日間で59万人と、過去最高の動員数になったという。内訳は1日目21万人、2日目21万人、3日目17万人という事のようだ。
 毎年3日目が最大動員数となるコミケだが、今年は3日目が月曜日という事もあって、一番混雑を呈したのは2日目だったようだ。そもそも1日目は企業ブースが盛況になる形が多い為、本来のコミケの混雑さとはまた違った流れだったのではないかと予測する。ま、私が仕事で絡んでいた時と変わらなければそんな所である。
 ところが、である。
 私が参加していた頃とはちょっと様子が違う事が一つだけある。それは参加者が増えたことによる“救護が必要な人”の数である。
 これだけの人が集まると、気分が悪くなる人も少なくないわけで、毎回この“救護が必要な人”の問題は深刻化していると言える。私が仕事で絡んでいた時でも問題だったのだから、この問題は既に深刻化なんて生やさしい言葉では片付けられない問題へと発展している事だろう。
 しかも今年は昨年より明らかな猛暑。炎天下の中、長蛇の列の中に立ち続けているウチに熱中症なんて事は容易に想像出来るし、実際そうやって倒れていった人も多かった事だろう。
 私が知り合いから聞いた話だと、1日目のお昼、つまり開場2時間で、用意されていた救護室は満員状態だったそうだ。
 これではボランティアで参加しているスタッフも堪ったものではないだろう。実際、3,000人超いると言われているスタッフにも倒れた人がいるだろうと思われる。
 実際には、3日間で約1,000人の急病者が担ぎ込まれた、と言われているが、実際の所はもっと多いのではないかと予測する。

 問題は…この1,000人を多いと捉えるかどうかである。
 例えば59万人を分母として1,000人を分子として捉えたとき、救護室に担ぎ込まれた人の割合はわずか1/590にしかならない。590人に対して1人という割合が少ないか多いかという問題で考えれば、少なくはないものの極端に多いとも言えない。
 イベント中に人身事故が起きた場合に、主催者側は管理監督責任を問われる事になるのだが、救護の為の施設を十分準備していたか? というのが一つのポイントとなる。その時に問題視されるのが、先程の数字。1/590という数字が妥当な数字だったかどうかが問われるのである。
 コミケが好きで堪らないという人達は、とにかくこの比率を減らさない事には、コミケの存続が危ぶまれる事をよく考えるべきだ。これだけ巨大なイベントは、些細な事でも解体命令が出てしまう為、イベントを長く保ちたければ、参加者全員がその意識を持たないといけない事は肝に銘じておこう。
 ちなみに、イベントを解体に導く法律はかなりある。一番有名な所では消防法だろうか。1箇所に人が沢山集まる事による問題は法律的にも縛りがかなりある為、あまりにも改善が成されないようであれば、イベントを何かしらの形に変えての運用を余儀なくされる可能性もある。
 流石にコミケを超えるイベントというものがそうそうないため、他からの判例を持ってくる事ができない事で救われている事もあるだろう。それを知った上でイベントに臨む事が推奨される。
 ちなみに。
 コミケで同人誌や同人グッズを買っている人に一つ言っておく。
 知っているなら良いが、同人誌や同人グッズを買う側も参加者であり、販売する側も参加者である。参加者とはお客ではなく、イベントを盛り上げる人という意味であり、コミケにお客様は存在しない。時折そういう基本的な事を知らない、或いは知っていて自分は買う側だからお客だと思っている人がいるが、それは大きな間違いだ。クレームを付ける場合は節度を持った対応をしないと、参加出来なくなるペナルティを負う事がある事を知ろう。
 ただ…企業ブースに関して言うと、参加者という枠の考え方でいいのかな? と思う時がある。これは私が以前企業ブースにいたから言うのだが、企業ブースはあくまでも営利目的で参加しているのであって、参加者の一員である事を逆手に取るような行為はしないにしても、心構えは通常の店舗と同じ心構えでいないといけないと思う。よって、人を並ばせるだけの集客力があるのなら、其れ相応の対応を企業側はすべきだし、できない事にあぐらを掻くことは許されないと思う。

 ま、何にせよ今年の夏の一大イベント“有明の地獄絵図”は幕を閉じた。

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