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Daily Archive: 1月 23, 2015

いよいよ発売した960

私はPCのGPUはほぼNVIDIA製を使用している。かつてAMDが猛威を振るっていた時ですら…。

発売された960カード

GeForce GTX 960搭載のビデオカードが各社から発売された。
軒並み、そのスペックは以前情報が流れた時と同じ状態で発売されている為、性能の指標としてAMDのR9 280を多少上回る程度、という認識で間違いない。
旧NVIDIA製品と比較するとなると、GeForce GTX 670~680程度と考えればいい。ただ、その消費電力が120wと旧来製品から見ても格段に低消費電力になっている、という事である。
こうしたワットパフォーマンスで見るならば、非常に魅力的な製品と言えるのだが、個人的には残念な性能としか言いようがない。
Maxwell世代のGPUの効率が非常に高いという事は理解するのだが、ユーザーは半導体世代の善し悪しではなく、絶対的パフォーマンスとコストとのバランスで製品を評価する。
消費電力にしても、たしかにGeForce GTX 680が195w、670が170wと、960の120wは確かに低くなっているが、低くなっているね、というレベルでしかなく、大きな恩恵があるかというと…実はそうでもない人が多いのではないかと思う。
つまり、何に問題があるかというと、GeForce GTX 960はそのパフォーマンスと価格においてかなりコスト高の製品でしかない、という事である。
徐々に値下がりしてくる、とは思うが、今960カードを買うなら970カードを狙う方が断然メリットが大きいとしか思えない。
そしてもう一つ。
現時点で970と960のパフォーマンス差が大きいように思えてならない。
確かにGPUそのものが違うと言えばそれまでなのだが、性能指標において開きがありすぎるように思う。
もしこの開きを作る必要があるならば、970と960の真ん中を埋めるような製品がぜひ欲しい所である。ただ、そうなると今の価格差は真ん中に埋める製品を入れ込む余地があまりない。つまり、960の価格が高すぎるのだ。GM204のカット版がもう少し安ければ…

来るか? 960 Ti

この観点から考えると、私的にはGeForce GTX 960 Tiのような製品があっても良い様に思う。
970はGM204というGPUを使用しているが、960はGM206である。この二つのGPUは基本的に違うGPUだが、搭載されているSMMユニット数の編成を変えている事とメモリインターフェース幅を半減させた製品に過ぎない。
970自体は980のコアの一部をカットした製品だが、私的にはさらにカットして960 Tiという製品が登場しても良いのではないかと思う。
ただ、この製品が登場したとした時の価格だが、私は本来この960 Tiの価格が今の960の価格になるべきだと思うワケである。960はさらに下のレンジに収まり、外付けGPUの存在意義をもっとアピールすべきではないかと思うのである。

何しろ今はCPU内蔵GPUの性能が格段に上がりつつあり、よほどGPUの性能に拘らない限りは内蔵GPUで済ませても問題ない、という人も多いのである。徐々に外付けGPUの存在は薄くなり、いわゆる低価格外付けGPUはその存在そのものが消えつつあるのである。
そう考えれば、960の価格をもう1ランクさげて、外付けGPUの魅力をもっと前面に押し出すことでその存在価値を高める事ができるのではないかと思うわけである。
そうすれば、今の960の価格帯に960 Tiが収まる事で価格と性能のバランスは取れるのではないかと思うのである。

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