選択肢が最近はホントになくなった。
Logicoolの本命?
LogicoolからMXシリーズのマウス2機種が発表された。
MXシリーズと言えばLogicool製品の中でも高級機の部類で、前回は相当長い間更新のなかったシリーズだったのだが、今回は2年程度で新型への更新があった感じである。
発表されたのは「MX MASTER 2S」と「MX ANYWHERE 2S」で、共に前機種と外観はほとんど変わらない。ある種、カタチは前回のものが決定打だったという事かもしれない。
しかし、今回の新型は中身がブラッシュアップされ、Darkfieldレーザートラッキングセンサーの最大解像度が1,600dpiから4,000dpiに向上した。この事でガラステーブルなどの光沢面での操作性向上が改善された。
また、バッテリー駆動時間も「MX MASTER」の前機種は最大40日使用だったものが最大70日使用へ、「MX ANYWHERE」の前機種が最大60日使用だったものが70日使用へと増大した。
そのほかの機能として、最大3台までのPC/タブレットなどとのペアリングが可能な「Easy-Switch」機能、Logicoolの無線ドングルとBluetoothの2系統による接続という部分は変更はない。
パッとこの中身だけを知ると「何だ、大して変わりがないじゃないか」と思うかも知れないが、ソフトウェアとの連携において、スゴイ進化が追加されている。おそらくこの追加機能が今回の製品の最大の目玉になる事は間違いない。
FLOW
スゴイ進化と私が呼称したその機能とは、PC同士が同一ネットワーク上にあり、それぞれのPCにLogicool Optionsというユーティリティソフトがインストールされていると、マウスをそのどちらのPCでも利用可能になるという機能である。
どちらのPC上でも同時に動くというのではなく、例えば画面の右端を超えてカーソルを持っていくと、もう一台のPCのデスクトップにマウスカーソルが移動するといった感じ。これだけだと、シェアウェアなどにも似たような事を実現するソフトが存在するが、FLOWのスゴイところは、コピー&ペースト機能をも同時に可能で、テキストや画像の移動もPC間で簡単に行えるという。
このFLOWが使えるのは、今回発表された2機種と、さらに同時発表された静音マウス「M590」と「M585」、そして昨年に発売した「M7020」に関してのみである。残念ながら、私が持つ前機種の「MX ANYWHERE」では利用できない。
FLOWが具体的にどのように認識して利用できるのかは実際に使ってみないとわからないが、大きな進化である事は間違いない。
これがMicrosoft製マウスで利用出来る機能だったら…とちょっと思ってしまったところもあるが、最近のMicrosoft製マウスにも自分にピッタリ合う製品がないので、私も今後はLogicool製マウスが基準になるのかな、と。
残念と言えば残念極まりない話である。


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