投機実行問題を根本解決できるのは2018年末発売のコアから。
やはり買い換えるしかないのか
昨年末、5年ぶりに新PCへと更新したものの、いきなり投機実行の脆弱性が取り沙汰され、修正パッチでの対応を余儀なくされている私だが、それに伴う問題は若干の性能低下という、消費者としては煮え切らない結論を受け入れるしかない実態であった。
それでも、私が導入したCoffee Lake-Sはまだ被害が小さい方で、Haswell世代より以前のコアの場合は、最大20%近い性能低下が見られるという、実に受け入れがたい状態であり、この問題の重大さをうかがわせる。
現在はマザーボードのファームウェア更新やOSのアップデートによって様々な対策が取られはじめているが、この更新の影響で再起動を繰り返してしまうような問題を引き起こしたりと、解決する側もまた振り回されている感じが見て取れる。
とりあえず、問題が起きているという事に関してはその問題の除去についてある程度目処はついたようだが、一番の解決策はこれらの投機実行の脆弱性がソフトウェア的でなく、ハードウェア的に解決される事である。
Intelは今後この問題に対して“in-silicon”で修正を実施し、その修正が行われたプロセッサを年末にリリースするらしい。
“in-silicon”とは、詰まるところシリコンダイそのものの事で、今回の場合はシリコンに露光する半導体設計図そのものを修正する、という意味を表す。
“in-silicon”で修正されれば、今まで以上に性能低下は起きないハズだし、また完全に除去できる可能性もある。
問題を内包している現在のプロセッサを使っている人からすると、修正パッチ等がすべて不要になる話なので、より安心できる製品になる事は間違いないが、結局はCPUを買い換える必要があり、CPUを買い換えるとなるとZ370チップセット以降のソケットを搭載したマザーボードも同時に必要となる事を意味する。
SkyLake以降であれば
とりあえず、Broadwellより後に登場したチップであれば、PCID(Post-Context Identifier)によって“Spectre”や“Meltdown”に対するパッチ適用に伴う性能低下影響を低減できるようなので、SkyLake以降の製品を使っている人であれば、それなりの安心はできると思う。しかしBroadwell以前のCPUを使っている人であれば、それなりの性能低下の影響は覚悟しなければならないようだ。
Coffee Lake-Sの私の場合、おそらく驚くほどの影響は受けないだろうとは思うが、まだ購入して3ヶ月も経たない内にこのような問題に直面しているあたり、実に運がないなぁと思うワケである。
もっとも、業界全体が何かしらの形で影響を受けている問題なので、単に私のタイミングだけの問題ではないとは思うが、実にイヤに時期だったと思う。
そう考えると、今回の私の新PC更新タイミングの時期あたりでは、Ryzenを選んでいた人はIntel CPUを選んだ人よりも被害が少なく、良い買い物ができたのかもしれない。
…今回、私はハズレが多いな(-_-;)


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