April…それはアヤシイ響き。
出会ったら痛恨の一撃
Windows10の大型アップデートである「April Update 2018」が4月30日から開始されている。
本来ならば2018年3月中には大型アップデートが配信されていなければならないところ、それが間に合わず、4月中の配信となったワケだが、個人的にはこの1ヶ月以上も遅れた大型アップデートは、ここまで遅れた以上、もっと細心の注意を払った上で万全を期してから発表して欲しかった。
というのは、この最新バージョンである「April Update 2018」を適用したが故に、大きな問題へと発展してしまっているからである。
経緯を説明するなら、実際に配信された「April Update 2018」つまりバージョン1803において、適用時に問題が発生した。そこで急遽修正パッチである「KB4103721」がその直後に配信された。ここまではMicrosoftでもよくある話である。
だが、問題はその後にあり、この修正パッチ「KB4103721」を適用した一部のPCにおいて、OSが起動不能になるという問題が発生したのである。
この症状に出会ってしまうと、当然OSが起動しないので、単体では修正のしようがない。Windows10のインストールメディア等から、起動OSの「詳細オプション」を呼び出し、リストアでバージョン1803を削除する事で症状を改善するしかない。つまりはロールバックという事である。
問題は、インストールメディア等で起動OSの「詳細オプション」をどうやって呼び出すのか、その方法を明確に知っている人が非常に少ないという事であり、またそれらのやり方等を説明しているサイトが、ほぼ英語サイトしか存在しないというのは、日本国内において致命的な状況と言える。
さらに問題は続く
そして、さらにまた別の問題が浮上した。
この起動不可となる問題に加えて、Intel製コンシューマ向けNVMe M.2 SSD「Intel SSD 600p」シリーズ及び、ビジネス向け「Intel SSD Pro 6000p」を使用したシステムにおいて、バージョン1803を適用すると、システムがクラッシュしてしまう問題が発生しているらしい。
この問題にぶつかると、Updateした際にシステムクラッシュが発生し、マシン再起動後にBIOS画面に突入するという症状になるらしい。
具体的に私が発生したわけではないので、その詳細は不明だが、どちらにしても起動OSを起動できない問題という事になる。
Microsoft側としては、OEMパートナーやIntelと協力し、前述SSDを搭載したPCに対してバージョン1803のインストールがWindows Updateから行なわれないようにブロックしている状況らしい。但し、言うまでもなくこれはメーカー製PCの場合に限る話で、ショップブランドPCや自作PCではそうした対応は行われていない。
もしもバージョン1803にアップデートした後にこうした症状が発生した場合は、Fall Creators Update(バージョン1709)に戻すことをMicrosoftは推奨しているが、これもまたロールバックの説明は私からすると万全とは言い難い状況にある。


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