やはりOptane Memoryは偉大だった…。
アクセス速度の決定的違い
今回のメインPC起動不能によるトラブルによって、私の中では一種「Optane Memory(IRST)は鬼門」という認識が根付いてしまった。
そもそも、OSが起動した上でのUIによってしか、その解除が出来ないという問題は危険極まりない事であり、万が一OSが起動できなくなった時の対処法がハッキリわからないという問題がある。
よって、個人的にはIRSTはもう使いたくない、と思っているのだが、ここ最近再構築を始めたメインPCを設定していると、どうしても気になる事が出てくる。
それは…HDDのアクセス速度がやはり遅いという事である。
少なくとも、Optane Memoryをキャッシュとして使用する事の意味の大きさはやはり存在していたという事であり、できるならIRSTを設定して速度向上を狙いたいところなのだが、トラブルに対しての対策を考えるとその危険性から導入したくない…と、メリットとデメリットの鬩ぎ合いに陥ってしまう。
実際、HDDのみで運用していると、以前ならアプリケーション側からアクセスしてデータを取りにいっても待つ事なく即座にデータを引っ張ってくるのだが、HDDだとワンテンポ遅れてデータを取ってきて、モサッと処理を開始する感覚になる。またプログラムによっては、即座の処理に間に合わせる事ができないのか、処理が一度止まり、そこから復帰すればまだよいが、復帰できないなんてものまである始末。これでは動作不良と言ってしまっても過言ではない状況である。
このように、取り扱いを迷ってしまうほど、Optane Memoryの速度的メリットは大きいわけである。
IRSTの問題
このように、できれば使って行きたいと思う技術がIRSTなのだが、トラブルを見越して使いにくくなってしまっている。とてももったいない話であり、であるなら、運用でトラブルが発生しても被害のないような使い方はできないか? と模索してみると、そういう使い方ならアリかな? と思う反面、問題は再構築時ではないのか? と更なる確認が必要な部分とか見えてきた。
たとえば、消えてしまっても良いデータをあつめて、IRSTで高速化するHDDに保存し、IRSTで運用する。こうなると、データ損失の心配は全くなくなる。
一方、そうした消えても被害のないデータでIRSTを構築しても、万が一トラブルが発生した時、OSが起動しない→強制的にIRSTを解除する→Optane Memoryを問題なく再使用できるのか? というところに問題がでてしまう。
というのは、どうもIRSTによって高速化されたSSD側には、RAIDを組んだという記録が残され、強制的にRAIDを解除しても、今度はそのOptane Memoryをそのまま再利用する事ができない。つまり、IRSTの総合メニューで解除してやらない事には、そうした物理的に解除してもソフト的にはRAID状態にあるので、新しいOSで認識させてもそのままの単一ストレージとしての利用が出来なくなるらしい。
まるで呪われたアイテムのような話である。


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