VT-4だけでは難しい?
リアルタイムならハード
先日、ボコーダーとしてVT-4なる機器を記事に取り上げたが、正式にVT-4はボコーダーというわけではない。
どちらかというと、ボイスチェンジャーというのがVT-4の立ち位置で、その中の機能としてボコーダーがある、といった方がより性格なので、訂正の意味を込めて再度取り上げてみたい。
ボイスチェンジャーの機能をPC上で実現しようとすると、どうしても遅延する。
有名なソフトに「恋声」というソフトがあるが、これはもう確実に遅延していて、使ってみればわかるが普通に使うだけで0.4秒以上の遅延が発生する。
なので、実際に配信で使用するとなると、この遅延が原因で何をしゃべっているのかがわからなくなったりする。
なのでボイスチェンジャーは出来る限り即時変更可能なものがよいのだが、PCでボイスチェンジャーを実現しようとすれば、そこには確実に処理による遅延が発生する。
そこでプロはハードウェアであるVT-4を使用するわけである。
もともとVT-4は声を加工して再生する単機能機器とも言えるものなので、普通にPCとVT-4を繋いで使用すればそれだけでホイスチェンジャーとしては十分機能する。
だが、こうしたボイスチェンジ系ツールを使えばわかるが、結局はフォルマントとピッチによって声を変質させているにすぎない。ただ、その変質させる速度がハードウェアだと速いという事である。
だが、この速度が重要となればVT-4の意味は大きい。
性別変換ボイス
こうしたボイスチェンジャーには、男性ボイスを女性ボイスに、女性ボイスを男性ボイスに、という所にある種行き着く先がある。
マシンボイスにしたりするのは、そんなに難しい話ではないので、そういうのはもうVT-4を導入すればそれだけですぐに達成できるし、難易度などないに等しい。
が、性別を変更するボイスを得るというのは、実に難しい。
女性ボイスを男性ボイスにするのは、まだ比較的簡単だが、男性ボイスを女性ボイスにするのは結構問題が多く、世の中、これをやりたいが故にボイスチェンジ関係のソフトやハードを導入する人は多い。
だが、前述したようにボイスチェンジャーは基本的にピッチとフォルマントによって変質させるのが基本で、それ以上でもなく、それ以下でもないのである。他にもバランスやリバーブといった機能もボイスチェンジャーは備えているが、それらは性別を超えた声を作る上ではあまり重要ではない。
なので、何とかこのピッチとフォルマントの調整で声を変質させるしかないのだが、この問題を一番重要なものとして捉えなければならないのがVtuberと呼ばれる存在である。
…まぁ、中にはそんなのカンケーねぇ!ってな人もいるのかもしれないが。


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